盲点になる文法

「したかもしれない」could have done/might have doneの違い

仮定法が苦手な人
「could have doneとmight have doneの違いは何だろう?どちらも『したかもしれない』になるから、わかりにくいなあ。」

こういった疑問に答えます。

テーマ

could have doneとmight have doneの違いを学ぶ

目 次
  1. 「したかもしれない」could have done/might have doneの違い
  2. might have done のよくある例文
  3. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生活しています(英語歴37年うち講師歴は延べ20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでも英語の効果的な学び方を知っていただき、英語を自由に操れる力を付けて頂きたいと願っています。

この記事を読むことで、「could have doneとmight have doneのネイティブが持つ感覚」を掴めるようになります。

あなたへの前置きメッセージ

ネイティブの感覚を理解できるようになると、自然に英語的発想が身についていくので、日本語の感覚を排除した英語らしい文を作れるようになります。そのためには、よい例文にできるだけ多く触れることが重要です。下のすべての例文に触れて、しっかりとネイティブの感覚を掴みましょう。

それでは、さっそく見ていきましょう。

「したかもしれない」could have done/might have doneの違い

こんにちは、小野です。

以前の記事「日本は勝てた」はどう表現しますか?の中で、Japan could have won の表現を解説しましたが、レッスンで複数の生徒さんから

could have wonmight have wonの違いは何ですか?」

という質問があったので、ここでまとめておきたいと思います。

could have done

→「実際には起こらなかったが、その可能性はあった」と言いたい時
(過去の可能性)

might have done

→「実際に起きたかはわからないが、起きたかもしれない」と言いたい時
(過去の推測)

このように、状況が結構違いますね。どちらも過去の事ですが、could のほうが結果がすでに分かっている状況、might は結果がまだ分からない状況、という違いです。

例えば、ラグビーの日本代表戦が昨日あったとします。あなたはまだニュースを見ていないので、結果を知りません。

「日本は勝ったかもしれないね」と推測で言いたいときは、

Japan might have won.
(まだ結果はわからないけど)
日本はひょっとしたら勝ったかもしれない

と推測するわけです。

そしてその後ニュースを見て、16対19で惜しい負け方をしたという結果を知り、「あ~惜しい、もうちょっとで日本は勝てたかもしれないね」と言いたい時は、

結果を知ったうえで、その逆の可能性を表現する could を使って、

Japan could have won.
(負けてしまったけど)
日本は勝てたかもしれないね

となるわけです。結果とは逆の可能性なので could have won を使うわけですね。

このように、could have done または might have done は「~したかもしれない」という日本語訳が同じになってしまいますが、状況や意味はかなり違うので、迷わないように次のように覚えておきましょう。

「~したかもしれない」

結果を知っている状況 → could have done
まだ結果がわからない状況 → might have done

Would have doneについてはこちらをどうぞ

「当たり前のことをしただけ」はwould have doneで表現【仮定法過去完了】前回の記事「仮定法が驚くほどわかる!どんな時にどう使うのか徹底解説」の続きの内容なので、ぜひ2つ合わせてお読みになってください。...

might have done のよくある例文

I might have left it at the store.
(その店に置いてきたかもしれない)
He’s amazing at cooking. He might have been a chef before.
(彼って料理上手だね。以前シェフだったかもしれないね)
I think I might have found a way out.
(解決策を見つけたかもしれない)
She might have moved already.
(彼女、もう引っ越したかもしれないよ)

あとがき

仮定法は、前後の流れの中で掴むことが一番の近道です。

日本語にしてしまうと分かりにくい場合が多々あるので、ぜひ様々な例文に接して感覚を掴んでいってください。

次の3つの記事も参考になりますので是非どうぞ。

Could have の例文

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