単語の正しい使い分け

「したかもしれない」could have done/might have doneの違いとは?

こんにちは、小野です。

以前の記事「日本は勝てた」はどう表現しますか?の中で、Japan could have won の表現を解説しましたが、レッスンで複数の生徒さんから

could have wonmight have won の違いは何ですか?」

という質問があったので、ここでまとめておきたいと思います。

「したかもしれない」could have done/might have doneの違いとは?

could と might では、状況がかなり異なります。

could have done

→「実際には起こらなかったが、その可能性はあった」と言いたい時
(過去の可能性)

might have done

→「実際に起きたかはわからないが、起きたかもしれない」と言いたい時
(過去の推測)

このように、状況が結構違いますね。どちらも過去の事ですが、could のほうが結果がすでに分かっている状況、might は結果がまだ分からない状況、という違いです。

例えば、サッカーの日本代表戦が昨日あったとしましょう。あなたはまだニュースを見ていないので、結果がまだわからない状況だとします。

「日本は勝ったかもしれないね」と推測で言いたいときは、

Japan might have won.
(まだ結果はわからないけど)
日本はひょっとしたら勝ったかもしれない

と推測するわけです。

そしてその後ニュースを見て、2対3で惜しい負け方をしたという結果を知り、「あ~惜しい、もうちょっとで日本は勝てたかもしれないね」と言いたい時は、

結果を知ったうえで、その逆の可能性を表現する could を使って、

Japan could have won.
(負けてしまったけど)
日本は勝てたかもしれないね

となるわけです。結果とは逆の可能性なので could have won を使うわけですね。

このように、could have done または might have done は「~したかもしれない」という日本語訳が同じになってしまいますが、状況や意味はかなり違うので、迷わないように次のように覚えておきましょう。

「~したかもしれない」

結果を知っている状況 → could have done
まだ結果がわからない状況 → might have done

might have done のよくある例文

I might have left it at the store.
(その店に置いてきたかもしれない)
He’s really good at cooking. He might have been a chef before.
(彼って料理上手だね。以前シェフだったかもしれないね)
I think I might have found a way out.
(解決策を見つけたかもしれない)
She might have moved already.
(彼女、もう引っ越したかもしれないよ)

≫ Could have done の例文はこちらの記事

次の2つの記事も理解を深めるのに参考になると思います。

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小野 秀政
中学1年の春に何気なくラジオ講座「基礎英語」を始めたのがきっかけで英語の世界に魅了される。そこから1日も欠かさず発音を中心に練習を続けた結果、18歳頃までにはネイティブと会話できるレベルに。社会人になってからは、英語関連の仕事をしながら、社会経験を積み、35歳で独立し、当スクールを立ち上げ、現在に至る。東京都港区在住、宮城県仙台出身。現在は日本人の生徒さん達にSkypeで日々英語のレッスン。

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