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「ブレーキとアクセルを間違える」は英語で?Fox Newsから英語を学ぶ

こんにちは、小野です。

ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故は、毎年のように増え続けていますね。日本でも社会問題となっているこの問題は、もちろん世界でも同様です。

アメリカでも毎月必ずどこかで事故が起きているようです。

今回は、アメリカ・ノースカロライナ州での最近の事故のニュースをご紹介します。レポーターや一般市民のインタビューなどもあり、生の英語を学ぶには打ってつけの題材です。

これを使ってぜひ生の英語を学んでいきましょう。

「ブレーキとアクセルを間違える」は英語で?Fox Newsから英語を学ぶ

「ブレーキとアクセルを間違える」を英語で表現すると、

hit the gas instead of (hitting) the brake
ブレーキではなくアクセルを押す
hit the gas when they mean to hit the brake
ブレーキを押すつもりでアクセルを押す

大抵はこの言い方です。動詞はhit以外にも、press, punchでも構いません。日本語の「踏む」のように step on でもOKですが、ネイティブはほとんど使いません。

Hit me up! ってどういう意味?「打つ」だけじゃないHitの使い方 英語の表現に悩む人 「ネイティブの言ってることがわからない時が多いなあ。この間も "Hit me up!"と言われた気がす...

では、実際にこの表現がニュース映像の中で使われているので、次の映像をご覧ください。

【動画を使った練習方法】

  1. 最初は、何も見ずに映像を通して観ましょう。どれだけ聞き取れるか試してみてください。
  2. 次に、下のスクリプトを見ながら、一語一句丁寧に英語を目で追いかけながら音声を聴きましょう。その際、英文を見てもわからない時だけ日本語訳を見るようにしましょう。

英文と和訳

“I was cutting the customer’s hair and had my back turned
「その時はお客さんの髪を切っていて、完全に背を向けていたんだよ。」

It was a perfectly good Winston-Salem Wednesday morning at Mt. Tabor Barber & Style.
ウィンストン・セーラムにある理髪店Mt. Tabor Barber & Styleでの、ある朝の出来事でした。

Thank God nobody was sitting in the chairs right there by the window.”
「そこの窓際の椅子に誰も座っていなかったのが本当に救いだよ。」

Scissors were cutting. Buzzers trimming. Registers closing. Windows smashed.
散髪のハサミの音、バリカンの音、まもなく閉めるレジ、そして、粉々になった窓。

“I heard an explosion, what I thought was an explosion. I actually ducked for the floor.”
「爆発のような音が聞こえたんだよ。思わず床に伏せたからね。」

A 91-year-old drove man his Subaru through the front of the shop, slamming into a pole with his wheel still spinning as the engine revved.
91歳の男性が運転するスバルが、その店の玄関を突き抜け、エンジン音を鳴り響かせタイヤを回転させたまま、店内の柱に激突しました。

“If the pole had not been there and hadn’t stopped him, I think he’d have gone all the way through the shop.”
「そこに柱が無かったら、おそらく身性の奥までずっと突っ込んでいただろうよ。」

When asked what happened, the driver gave a simple explanation. He was trying to park, but he got it backwards and instead of hitting the brake, he hit the gas.
事故の原因を聞かれ、運転していた男は単純にこう説明しました。駐車しようとしたが、反対に、ブレーキを踏むところをアクセルを踏んでしまった、と。

“I think he was just totally confused. I think he couldn’t figure out why the car wouldn’t stop.”
「もう完全に彼はパニくってましたよ。なんで車が止まってくれないのか、訳が分からない様子でした。」

7 to 15 times a month across the country – that’s how often researchers at UNC found people punch the gas when they mean to press the brake resulting in a crash.
UNCの調査によると、全国で月に7回から15回ほど、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が発生しているとのことです。

“Just sound like a, like an explosion.”
「ホントに爆発みたいな音だったわ」

More recently “La Casa Lopez Mexican Grill” in Winston-Salem with an unwelcomed guest coming through their front wall. A 2007 Acura just before the dinner rush. This time the driver was 16.
もっと最近では、ウィンストン・セーラムにあるLa Casa Lopez Mexican Grillというレストランで、正面玄関から突き抜けて招かれざる客が訪れました。ディナータイムで混雑する直前に2007 Acuraが突っ込みました。この時のドライバーは16歳でした。

“I just see the car and I just went like .. and then I just started screaming”
「その瞬間、車が見えて、それで、、もう叫んでいました」

In North Carolina the researchers say 37% of the drivers and pedal misapplication crashes had fewer than four years of driving experience.
ノースカロライナ州では、調査によると、ペダルの踏み間違いによる事故の37%が、4年以下の運転経験によるドライバーとのことです。

“He just kept saying I’m sorry I’m sorry, I don’t mean to do this.”
「もう、ごめんなさい、ごめんなさい、って謝ってたわ。わざとじゃないんですって」

North Carolina findings also showed the male to female ratio involved in these types of crashes is 37 to 63%.
ノースカロライナ州の調査では、このような事故を起こす男性と女性の比率は、37%対63%だという事です。

“The wrong foot at the wrong time”
「うっかり足を踏み間違えたってことですね」

The National Highway Traffic Safety Administration offers a few ways to avoid it happening to you; getting familiar with what you’re driving, adjusting everything from your seat to your pedals. Make it a habit to aim for the middle of the brake pedal every time, reinforcing your muscle memory, proper footwear. Flip-flops, boots or high heels contribute to pedal error wrecks, and be cautious while avoiding distractions.
米国運輸省の国家道路交通安全局(NHTSA)では、いくつかの防止策を提示しています。自分の運転する車を熟知すること。運転席とペダルの位置をしっかり調節すること。そして、毎回ブレーキを踏む際にしっかりとペダルの真ん中を意識して踏むこと、です。履く物も重要です。サンダルやブーツ、ハイヒールなどは、ペダルの踏み間違いにつながる恐れがあります。

“Two days later they happened on[in] Raleigh, and like 3 days ago they happened in Greensboro”
「2日後にはローリーでも事故がありました。3日前にはグリーンズボロでもありましたよ」

In the case of the barber shop it took a solid 5 months to fully remodel.
今回の理髪店の事故では、店の改築に5か月を要しました。

“We just took what the insurance would pay. Kind of went with it.”
「保険で賄えるものだけだったね。そうするしかなかったよ」

The Mexican Grill doesn’t have to worry about insurance on their behalf, but they’ve been told it’ll be another 3 weeks before these boards are replaced with a new door and window, all while losing a lot of business all because of a miscalculation of mere inches.
メキシカングリルの場合は、保険で悩む必要はないようです。ただ、この板張りが新しいドアや窓に改築されるには、あと3週間かかるようです。たった数センチの計算違いのために、ビジネスの多大な損失に繋がったという事です。

“I tried to press the brake and I pressed the pedal”
「ブレーキを踏もうとしたんだけど、アクセルを踏んでしまった、、」

ぜひ覚えたい単語やフレーズ

上のスクリプトで太字の箇所は、ぜひ覚えたい単語やフレーズです。それぞれ解説していきます。

have my back turned

「背を向けている」

He dispappeared while I had my back turned.
私が背を向けている隙に、彼は消えてしまった。

※似たような表現にこのようなものもあります。
Don’t turn your back on me.
私に背を向けるな。無視するな。
He took my wallet while my back was turned.
私が見ていない隙に、彼に財布を盗られた。

Thank God _

「~で本当によかった、助かった、救われた、ホッとした」

何かが起きなくて非常にホッとしたり、喜んだりした時のフレーズ。

Thank God it’s over!
終わった~!
Thank God you’re here.
いてくれて助かった~

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what I thought was _

「~と思ったこと・もの」

何かを100%断言できない物事を言うときの言い方です。主語や目的語として使います。
例えば、ピーナツバターだと思って買った物が味噌だった、などと言う場合です。

I bought what I thought was peanut butter and turned out it was miso.
ピーナツバターと思った物を買ったが、味噌だとわかった。
What I thought was a dream was actually real.
夢だと思った事が実は現実だった。
I did what I thought was right.
自分が正しいと思う事をした。
Do what you think is right.
正しいと思った事をやりなさい。
Have you ever had a dream you thought was real until you woke up?
目覚めるまで現実だと錯覚したような夢を見たことはある?

slam into

「~に突っ込む、激突する、ぶつかる」

slamはドアなどをバタンと閉めるときに使う動詞です。何かをある表面に向けて「叩きつける、激しくぶつける」が元々の意味。

He slammed the door shut.
彼はドアをバタンと(勢い良く)閉めた
He slammed the book on the table.
彼は机の上に本をバタンと投げた(置いた)
I slammed on the brake, but it was too late.
急ブレーキをかけたが、間に合わなかった。
I had to stop real quick and the car behind me slammed into the back of my car.
やむを得ず急ブレーキをかけたが、後ろの車が激しく追突してきた。
All 125 passengers died instantly when the plane slammed into the mountain.
飛行機が山に激突して、瞬時に125名の全乗客が亡くなった。

あとがき

アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故は、運転歴が浅い24歳以下のドライバーの割合が高く、最も少ないのが30代~50代、その後60代後半から増え始め、さらに75歳以上の高齢ドライバーで最も高くなっているようです。

特に、65歳以上の高齢ドライバーは、2008年~2018年の10年間でおよそ2倍に増えている、とのこと。

高齢者の場合、自分がブレーキとアクセルを踏み間違えたことにパニックを起こし、さらにアクセルを踏み込んでいまう、というケースが目立っているようなので、他人事と思わず、自分も気を引き締めていこうと思います。

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