動詞のMakeは非常に幅広く使い方があります。その中でも一番慣れるのに時間がかかるのが、今回紹介する使役動詞のパターンです。
使役動詞Makeが使われる会話必須のフレーズ【例文厳選20】
会話で非常によく使う例文を厳選しました。日本語と英語の違いに注意しながら、ネイティブのMake感覚に慣れましょう。例文で練習するのが一番の近道です。
makeを使役動詞として使うときの構造パターンは3つ。
- make O 名詞
- make O 形容詞
- make O 動詞
※OはObject(目的語)です。
では、それぞれのパターンで見ていきましょう。
Make O 名詞
Make it two.
(それ2つ。私も同じものを。)※レストランで注文時
Make it a cold one.
(冷たいのをお願いします)
Could we make it another time?
(また次の機会にしてもいいかな)
Let's make it some other time.
(また次の機会にしようか)
Your future is whatever you make (of) it. So make it a good one!
(未来は自分次第でどうにでもなる。だから良い未来にしろよ!)
※このセリフは下の映画のワンシーンでも使われてますよ(2:03付近)
Make O 形容詞
Make it short.
(手短にお願い。)
Make it level.
(平らにならして)※お米を計量カップで計る時など
Make yourself useful.
(あなたも何か手伝って)
I'll make it worth your while.
(絶対後悔させないから)
Could you make it longer?
(もう少し長いのにしてもらえますか)
Could you make it shorter?
(もう少し短いのにしてもらえますか)
Can you make it a little cheaper?
(もう少し安くしてもらえますか)
Just saying it doesn't make it true.
(口ではどうとでも言えるからね)
Make sure構文も重要!
Make O 動詞
Make it count.
(それを大事にしろよ)
Make it work.
(何とかしてうまくやって)
You make it sound so easy.
(簡単に言うけどさあ。)
He made it look like an accident.
(彼は事故に見せかけた)
I think we can make it happen.
(私たちはそれが出来ると思います)
I'll do whatever it takes to make it happen.
(実現のためならどんな事でもします)
Nothing is going to happen unless you make it happen.
(行動しなきゃ何も始まらないよ)
あとがき
まずは、数多くの例文を通して、Makeの感覚を掴むことが重要です。ネイティブはこういう時もMakeを使うのか、と驚く場合も多々あるでしょう。
その最たる例が、先日の記事の「早くして → Make it fast」の表現ですね。こうした日本語との違いを実感しながら、少しずつMakeに慣れていってくださいね。会話では絶対に欠かせない動詞です。