ネイティブはこう表現

「今週仙台に帰省するよ」は英語で?「go back」を使わない理由

英語がうまく伝わらない人
「英語で今週仙台に帰省するよは何て言うのかな?ネイティブにI’ll go back to Sendaiと言ったら驚かれた。どうして?」

こういった疑問に答えます。

テーマ

動詞の本来の意味を正しく理解する

目 次
  1. 「go back to Sendai」の意味は?
  2. 「今週仙台に帰省するよ」は英語で何て言うの?
  3. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生きています(英語歴36年うち講師歴20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語学習をより一層ラクに楽しくしていってくださいね。

この記事を読むことで、動詞の本来の意味を正しく把握し、少しでも会話で誤解を減らせるようになります。

あなたへの前置きメッセージ

ネイティブの感覚を理解できるようになると、自然に英語的発想が身についていくので、日本語の感覚を排除した英語らしい文を作れるようになります。そのためには、よい例文にできるだけ多く触れることが重要です。下のすべての例文に触れて、しっかりとネイティブの感覚を掴みましょう。

それでは、さっそく見ていきましょう。

「go back to Sendai」の意味は?


「今週仙台に帰省するよ」は英語でどう表現すればよいでしょう?

残念ながら「帰省する」という英語はないので、それに近い意味で表現するしかありません。

おそらく大半の人は、go back to Sendai と考えると思いますが、本当にそれでいいでしょうか?

I’m going back to Sendai this week.

このように言われたら、ネイティブはどう思うでしょう?

ネイティブは必ずこう思うはずです。

I’m going back to Sendai this week.
「私は今週仙台に戻るよ。」
「私は仙台に戻ることにしたよ(だからもうこっちには戻ってこないよ。さようなら)」

こんな意味になってしまいます。ネイティブが驚くのも無理はないですよね。「故郷に帰る」なので、急にお別れを言われたわけですから笑。

Go backと言ってしまうと、単に「戻る・帰る」の意味。そもそも「戻る・帰る」は自分の家や住む場所を指して使いますよね。つまりGo backは「戻ったままそれっきり」ということ。

「今週仙台に帰省するよ」は英語で何て言うの?


「帰省する」はそもそもどんな意味かを考えると、英語でどう表現するかが見えてきます。

「帰省する」=「一時的に、遠く離れた両親の家を訪れて、ゆっくり時間を過ごす」

こんな感じの意味が「帰省する」ですね。ポイントは「両親(の家)を訪れる」という部分。

ネイティブが言うと、こんな感じの英語になります。

「来週仙台に帰省するよ」

I’m gonna visit my parents in Sendai next week.
I’m gonna visit my hometown next week.
I’m gonna visit America next week.

「visit」を使うところがポイント。

visitというと、「訪問する、訪れる」と思う方が大半だと思いますが、本来の意味で理解しておくことが常に大事。「1対1」で単語を覚えるのは危険です。

英語は英語、日本語は日本語。言葉の本来の意味は往々にして違うことが多いので要注意です。

visitの本来の意味はLongman Dictionaryにはこうあります。

visit:
to go and spend time in a place or with someone, especially for pleasure or interest
(ある場所に行く、そして誰かと時間を過ごす、特に気晴らしや興味の目的で。)

つまり、「一時的にどこかで(誰かと)時間を過ごす」がvisitの意味ということ。「帰省する」の意味にピッタリですね。

なので、彼らは一時的にアメリカに帰るときに、決してgo back to Americaとは言いません。visit Americaと言うことが多いです。

あとがき

いかがでしたか?

ネイティブは、「帰省する」= visit Americaやvisit my hometownと表現する、ということをぜひ覚えておいてくださいね。

普段から、日本語の表現を英語ではどういうのか、を考える習慣をつけると、英語的発想が徐々に身に付いていきます。

つねに言葉に敏感になることが重要。

普段使っている、どんな日本語でも「これはなんでこう言うんだろう?」と疑問に思うことが大事です。

その積み重ねを何年も継続することが、結局は一番の上達の近道になるということですね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です