こんにちは、小野です。
毎日カタカナ発音に慣れてしまうと、正しい英語の発音が見えなくなってしまうことがよくあります。
例えば、「ユーチューブ」や「ツイッター」がその良い例です。そのままカタカナで発音しても、ネイティブには全く通じません。英語の発音とはかけ離れているからです。
今回は、カタカナ発音になりがちな発音の中でも、スペル「a」が入ったものを特集します。
意外と使う機会の多い単語を集めましたので、正しい発音をきちんと練習しておきましょう。
Contents
スペルaを[ei]と発音する単語
映画Rockyの主人公の妻「Adrian」という名前の発音はご存知だと思いますが、カタカナで表すと「エイドリアン」ですね。語頭のスペルaの発音は[ei]となります。
この例からもわかるように、スペルがaの場合の発音は、「ア」または「エイ」のどちらなのかを判断する必要があります。
「エイ」と発音する場合の代表的なルールは、語尾に読まない文字eがある時です。例えば、takeやcameなど。
ところが、語尾にeが来ない場合も「エイ」と読む単語が数多く存在します。今回はその中でも特に日本人が間違えやすい単語をご紹介します。
「ア」ではなく「エイ」
Asia「アジア」ではなく [éiʒə]
Asian 「アジアン」ではなく [éiʒən]
「エ」ではなく「エイ」
angel 「エンジェル」ではなく [éindʒəl]
apron 「エプロン」ではなく [éiprən]
「カ」や「ケ」ではなく「ケイ」
chaos 「カオス」ではなく [kéiɑs]
Cambridge 「ケンブリッジ」ではなく [kéimbridʒ]
「デ」ではなく「デイ」
dangerous 「デンジャラス」ではなく [déindʒərəs]
David 「デビッド」ではなく [déivəd]
「チェ」ではなく「チェイ」
change 「チェンジ」ではなく [tʃéindʒ]
exchange 「エクスチェンジ」ではなく [ikstʃéindʒ]
「ナ」ではなく「ネイ」
Canadian 「カナディアン」ではなく [kənéidiən]
Naomi 「ナオミ」ではなく [neióumi]
「メ」ではなく「メイ」
mania 「マニア」ではなく [méiniə]
Romania 「ルーマニア」ではなく [rouméiniə]
「レ」ではなく「レイ」
range 「レンジ」ではなく [réindʒ]
arrange 「アレンジ」ではなく [əréindʒ]
「ラ」ではなく「レイ」
Australia 「オーストラリア」ではなく [ɔ̀ːstréiliə]
radio 「ラジオ」ではなく [réidiou]
Arabia 「アラビア」ではなく [ərébiə]
label 「ラベル」ではなく [léibl]
例外:「a」以外のスペル
Chile 「チリ」ではなく [tʃílei]
Megan 「メーガン」ではなく [méigən]
あとがき
冒頭で紹介した「ユーチューブ」や「ツイッター」の正しい発音はそれぞれ
YouTube [júːtùːb]※前が強い
Twitter [twítər]※先頭が「ツ」ではなく「トゥ」
ネット用語は特に注意する必要があります。日本人が言いやすいようにカタカナ風に変換されていることが多いので、カタカナのままだと大半はネイティブに通じません。
この辺の練習は次の記事に詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。