発音上達への近道

英文の上げ下げのイントネーションルールは7通り【保存版】

読むのが苦手な人
「英語の文をネイティブらしく読むのが難しいなあ。特に疑問文がややこしい・・声の上げ下げのルールはあるのかな。」

こういった疑問に答えます。

文の種類によって、文尾の上げ下げが変わってきます。日本人は特に ②WH疑問文と③Yes/No疑問文 を間違えやすいので、逆にしないように気を付けてください。

それでは、文の種類ごとに、詳しくみていきましょう。

平叙文(肯定文や否定文):下がる

平叙文とは肯定文や否定文のことです。日本語と同様、文尾は下がります

1.先週NYに行ってきたよ
2.よくやった!素晴らしいよ!
3.東京に住むのは楽しいね

※平叙文でも、最後を上げて言えば、そのまま疑問文になります。
It's fun living in Tokyo?

WH疑問文:下がる

日本語のイントネーションは、どんな疑問文でも語尾を上げて言いますが、英語では、WhatやWhoなどで始まるWH疑問文は通常は文尾を下げます

大半の日本人はWH疑問文を上げて読む癖があるので、日本語のように上がらないように注意です。

1.お名前は?
2.どこに住んでるの?
3.誰を見たの?
4.誰に見られたの?
5.何があったの?
6.それどうするのよ?
7.子供の頃は何になりたかったの?
8.そこまでどれくらい時間かかるの?
9.何歳で結婚されたんですか?

WH疑問文でも上がる場合

相手に聞き返したり、軽く確認したりするときは、どんな場合でも文尾は上がります。このときはWH疑問文も上がります。
なお、この疑問文では文尾に again を付けることが多いのも特徴です。

WH疑問文が上がる場合
  • 確認で聞きたい時「~でしたっけ?~だったっけ?」
  • 驚いて聞き返す時「~だって?」

1.お名前何でしたっけ?
2.どこに行ったって?(どこに行ったんだっけ?)
3.弟さん何歳だっけ?
4.次のバス何時だって?

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Yes/No疑問文:上がる

YesかNoで答えられる疑問文は、日本語と同様、最後が上がります。ただし、日本人の傾向として、短い疑問文は上げるのですが、少し長くなると最後を上げるのを忘れてしまう方をよく見かけます。Yes/No疑問文は必ず最後は上げるので注意しましょう。

1.もう終わった?
2.そうなの?
3.わかった?
4.昨夜そこ行った?
5.ふだん親に電話してる?
6.今朝電話くれたときは東京にいた?

※「明日大雨だよね?」のように「~だよね?」と確認したい場合は、It's gonna rain a lot tomorrow, right? のように「right?」を文尾に付けて上がり調子で言います。

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列挙する時:上がって 上がって 下がる

「AとBとCを食べました」など、情報を列挙するときは、その都度上げて、最後だけ下げます。

A or Bの文:上がって 下がる

「or」を使った文は、肯定文でも疑問文でも必ず上がって下がります

1.やる?やらない?(参加の意思確認)※中か外かを聞く場合は inside or outside
2.私の言ってることわかる?/ちゃんと話に付いてきてる?/私に付いてきてくれる?(私の味方?)
3.ここに残るか、一緒に来るか、どちらでも構わないよ。
4.会社行って稼いで感染のリスクを冒すか、それとも家にいて無一文になるか、どちらを選ぶべきか。

接続詞で文と文を繋ぐ:上がって 下がる

1つ目の文が終わっても、その後にandやbutなどで繋いで次の文を続ける時は、必ず接続詞の前で上がり調子になります。上げるのは「まだ続きがあるよ」という合図です。

注意点としては、1つ目の文尾が上がったからといって、そこで「疑問文だ!何か返事しなきゃいけないのかな?!」と勘違いして慌てないこと。日本人の意外とやりがちな部分なので、内容を落ち着いて聞くようにしましょう。

1.明日家族が家に来るんだけどね、まだ家の掃除が終わっていないんだ。
2.その本を買ったんだけどね、まだ読んでないんだ。
3.彼らは動物が好きじゃないんだけどね、その猫を飼うことにしたんだよ。
4.暑かったから、窓を開けたんだ。そしたら、猫が入って来たんだよ。
5.長いこと歩いたから、腹減ってるんだよ。

あとがき

英語のイントネーションは発音以上に大切なときがあります。

むしろ、発音以上に重要かもしれません。何を強くして何を弱くするのか、ある一定の法則が存在します。そのルールを知り、意識して英文を読む練習を重ねるうちに、次第に滑らかに読めるようになっていきます。

私も最初の頃(中学生の頃)は、もちろん滑らかに読めませんでしたが、お手本を何度も真似しているうちに、次第に何でもスムーズに読めるようになっていきました。

ただ、一朝一夕にはいきません。時間をかければかけるほど、滑らかさもナチュラルさも増幅していくので、根気強く練習を重ねていってください。

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