Thinkがうまく使えない人
「~するかと思ったよ、は英語でどう言えばいいのかなあ。thinkを過去形で使うのかな?」
こういった疑問に答えます。
「吐くかと思ったよ」は英語で何て言うの?
「~するかと思ったよ」を英語で言いたいときは、主語や動詞を省略せずに細かく見ていけば英文が見えてきます。
「~するかと思ったよ」
→「私は『~するだろう』と思った(けど、しなくて済んだ)」
→ I thought I was going to _.
例えば、「吐くかと思ったよ」を英語で言うには、
過去の時点で、「吐くんじゃないかな」と不安な気持ちで I'm going to be sick と未来の形で考えていたことになりますね。
この文を「I thought ...」に入れると・・・
未来のgoing toは会話では常にgonnaと発音されます。また、こういう場面では英語では単に「be sick(具合が悪くなる」と表現します。「吐く」と強調したい時は throw up と言ってもOKです。
「吐くかと思いました」を実際のドラマで聞いてみよう
「吐くかと思いました」
I thought I was gonna be sick.
この表現を、実際の生の英語で聞いてみましょう。
海外ドラマ「ER」のシーズン1の第1話のワンシーンから。
(0:30~)
Feeling better?
大丈夫か?
Yeah, I'll be okay in a minute. Just got to me all of a sudden.
はい、すぐに戻れますので。アレが突然だったので。
Keep your head down. There's no rush. Just relax. Ah, it stopped raining.
頭を下げてろ。急がなくていいから。ゆっくりしてな。ああ、雨が上がったな。
I thought I was gonna be sick. I'm sorry.
吐くかと思いました。すみません。
Don't ever say you're sorry. See, there's two kinds of doctors... there's the kind that gets rid of their feelings, and the kind that keeps them. If you're gonna keep your feelings, you're gonna get sick from time to time - that's just how it works. Keep your head down.
謝る必要はないよ。あのな、医者には2種類あってな。感情を完全に排除できる人間と、感情を溜め込む人間がいるんだよ。どうしても感情を溜め込んでしまうっていうなら、気分が悪くなるのは仕方ない。そういうもんだよ。頭を下げてな。
People come in here and they're sick and dying and bleeding, and they need our help. Helping them is more important than how we feel.
皆ここに来る人は、具合悪くて死にかけて出血してて、俺たちの助けが必要なんだ。俺たちの感情なんかより、そういう人たちを助けることの方がよっぽど大事なんだよ。
But it's still a pain in the ass sometimes.
でもまあ、時々嫌になっちゃう時もあるけどな。
Sometimes, I just want to quit and do somethin' else.
時々、こんな仕事なんか辞めて、何か違うことをしたいと思う時もあるよ。
Why don't you take a few more minutes?
もう少し休んでいけ。
By the way, I was in medical school with Benton... and he used to get sick all the time, so... don't let him give you any crap. You're gonna be fine.
でもなあ、昔ベントンと医大にいたころ、奴はしょっちゅう気持ち悪くなってたよ。だから、奴に言いたいこと言わせるなよ。お前は大丈夫だから。