ネイティブはこう表現

「ずっと会いたかった」は英語で?「ずっと」を表す5つの重要フレーズ

「ずっと」の表現で悩む人
「英語でずっとは何だっけ?Foreverかな、Alwaysかな・・英語らしい言い方は何だろう?」

こういった疑問に答えます。

テーマ

日本語の「ずっと」に相当する英語らしい表現を学ぶ

目 次
  1. 英語で「ずっと」を言うときは要注意!
  2. 「ずっと会いたかった」は英語でなんていうの?
  3. 「ずっと」を表す5つの重要フレーズ
  4. 現在完了の文で「ずっと」を表現する
  5. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生活しています(英語歴37年うち講師歴は延べ20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語学習をより一層ラクに楽しくしていってくださいね。

この記事を読むことで、「英語らしい文」を様々な角度から感じるトレーニングをすることができます。

あなたへの前置きメッセージ

ネイティブの感覚を理解できるようになると、自然に英語的発想が身についていくので、日本語の感覚を排除した英語らしい文を作れるようになります。そのためには、よい例文にできるだけ多く触れることが重要です。下のすべての例文に触れて、しっかりとネイティブの感覚を掴みましょう。

それでは、さっそく見ていきましょう。

英語で「ずっと」を言うときは要注意!


「ずっと」という言葉は、実は日本語ではいろいろな意味で使われています。

日本語の「ずっと」はよくこんな感じで使ってますよね。

日本語の「ずっと」

  1. 彼女はずっと泣いていた。
  2. 彼がずっと運転したの?
  3. 私はずっと病と闘ってきました。
  4. ここにずっとなんか住みたくない。
  5. あなたはずっと自分のやりたい放題ね。
  6. ずっと下までスクロールして。
  7. ずっと電話してたんだよ。どこにいたの?
  8. ずっとそこに行きたかったの!
  9. ずっと電話しようと思ってたんだ。

 
英語ではこうなります↓

 

  1. She cried the whole time.
  2. Did he drive the whole way?
  3. I’ve been fighting this disease my whole life.
  4. I don’t want to live here for the rest of my life.
  5. You get your way all the time.
  6. Go/Scroll all the way down.
  7. I’ve been calling you. Where’ve you been?
  8. I’ve always wanted to go there.
  9. I’ve been meaning to call you.

 

なんと全部ことごとく違いますね。ちょっと驚きですよね。

日本語の「ずっと」は、時間や距離が最後まで続いているときに「ずっと」という言葉を使いますね。とにかく何かが最後まで続いていれば「ずっと」なわけです。

ところが、英語で「ずっと」の感覚を表現するときは、内容に応じて表現を変えないといけません。「ずっと」は要注意ということですね。

「ずっと会いたかった」は英語でなんていうの?


例えば、「ずっと会いたかった」と言いたいときは、対象の相手によって伝えるニュアンスも変わるので、英語の表現も異なります。

1) 初対面の場合

「やっとお会いできましたね」と伝えたいときは、「やっと」→「ようやく、ついに」の気持ちなので、

It’s great to finally meet you.
※初対面なので動詞はmeetを使います。
※finallyは良い意味の「ついに、ようやく」です。悪い意味では使いません。

2) 夫婦や恋人同士などの場合

離れ離れだった人に久々に会うときには、愛情を込めて「ずっと会いたかったよ」と言いたいですよね。「ずっと」という気持ちを現在完了で表現します。

I’ve missed you.
※過去形でもOK

3) 友人同士などの場合

友人などに対し、「ずっと会いたいと思ってたんだ」と言いたいときは、こんな表現がピッタリです。

I wanted to see you.
I was hoping to see you.
I wanted to talk to you.
※初対面ではなく2回目以降に会う場合は、seeやmeet up withを使います。

「ずっと」を表す5つの重要フレーズ


では、ここから具体的に「ずっと」を英語で言うときのパターンを学んでいきましょう。

まずは、文の最後に「ずっと」を付けるフレーズが5パターンあります。それぞれ見ていきましょう。特に、「the whole time」と「all the time」の違いに注目してください。

1) the whole time/the entire time

「ずっと~してた(する)」
※「その間じゅうずっと」の意味。主に過去形の文で使います。

※timeは、morning, afternoon, day, vacation, weekend, wayなど時間や道のりの言葉に置き換えて頻繁に使われます。

It was raining the whole time.
(ずっと雨が降ってたよ)
It was there the whole time.
(ずっとそこにあったよ)
I was here the whole afternoon.
(午後はずっとここにいました)
She cried the whole time.
(彼女はずっと泣いていた)
He was laughing the whole time.
(彼はその間ずっと笑っていた)
He was looking at me the whole time.
(彼はずっと私のことを見ていた)
Did you drive the whole way?
(あなたがずっと運転したの?)
I’ll be the driver the whole way.
(僕が目的地までずっと運転するよ)

※wholeの代わりにentireを使ってもOK。比較的wholeのほうが頻度が高いです。意味は同じです。

2) my whole life/my entire life

「生まれてからずっと」
※主に現在完了

I’ve been in Japan my whole life.
(ずっと日本にいます)
I’ve been like this pretty much my entire life.
(私は人生だいたいずっとこんな感じですよ)
I’ve been fighting this disease my whole life.
(私はずっと病と闘ってきました。)

3) for the rest of my life/forever

「ずっと~したい」
※「これからもずっと/この先ずっと」の意味。主に未来のこと。

I don’t want to spend the rest of my life here.
(ここで一生終わりたくない)
I wanna spend the rest of my life with you.
(ずっと君と一緒にいたい)
Are you sure he’s the one you wanna spend the rest of your life with?
(本当に一生彼と過ごしたいの?)

4) all the time/always

「ずっと~してる」
※「いつも、四六時中ずっと」の意味。主に現在形および現在進行形

He’s laughing all the time.
(彼はいつもずっと笑ってる)
My husband is with me all the time, which really sucks.
(旦那が四六時中ずっと一緒なのよ。もう最悪。)
They’re arguing all the time.
(あの人たちはいつも喧嘩ばかりしてる)
Happens all the time.
(ずっとこんな感じだよ)
You get your way all the time.
(あなたはずっと自分のやりたい放題だよね)
The only way to make progress is practice all the time.
(上達するにはずっと練習するしかない)
I used to eat carbs all the time.
(昔はずっと炭水化物ばかり食べていた)

5) all the way to __

「ずっと~まで」
※一番上まで、下まで、中まで、奥までなど、ある場所や位置まで途中でやめずに最後まで、という意味。

Go all the way up/down.
(ずっと下まで下げて)
I had to walk all the way to the station.
(ずっと駅まで歩く羽目になった)
Let’s go all the way back.
(ずっと奥まで行こう)
It didn’t go all the way in.
(奥までちゃんと入らなかった)
Make sure it’s all the way in.
(最後までちゃんと差し込んでね)

日本人がいつも勘違いしてしまう All と Everything の使い分け 英語の文がうまく作れない人 「ネイティブの英語を聞くとallとeverythingの両方を頻繁に使っている気がする。このふ...

現在完了の文で「ずっと」を表現する

1) I’ve been __ing

「ずっと~してた」
※さっきからずっと何かをしていた、と言いたい時。

I’ve been calling you.
(ずっと電話してたんだよ。)
I’ve been looking all over for you.
(ずっと探してたんだよ)

2) I’ve always wanted to __

「ずっと~したいと思ってた」
※ずっとやりたかった夢や願望など。

I’ve always wanted to go there.
(ずっとそこに行きたかったんだよ)
I’ve always wanted to eat this.
(ずっとこれを食べたかったんだ)

3) I’ve been meaning to __

「ずっと~しようと思ってた」
※ずっと気がかりで、しようと考えていたこと

I’ve been meaning to call you.
(ずっと電話しようと思ってたんです)
I’ve been meaning to ask you this.
(ずっと聞こうと思ってたんですけど)
I’ve been meaning to apologize to you.
(ずっと謝りたいと思ってたんですけど)

あとがき

僕が若い頃「ずっと」の言い方でいつも悩んでいました。最初に「ずっと = all the time」と覚えてしまったため、なかなか the whole time のほうを使う事が出来ず、全く区別できていませんでした。

でもネイティブの英語を間近で聞いていると、しょっちゅう the whole timeが登場していたので、自分も何とか真似て使えるように練習したことを今でも覚えています。

今回の記事では、ぜひ all the timeとthe whole timeの違いを明確に区別できるようにしておくことをおすすめします。