文法の盲点

ネイティブは単数と複数をどう使い分けてるの?【厳選35文】

単数複数が苦手な人
「昔から単数と複数が苦手。特になぜ複数形なのかわからないことが多い。ネイティブはどういう基準で使い分けているのかなあ。わかりやすいルールがあれば知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

テーマ

単数複数の使い分けのルールを学び、正しい英語を話す

目 次
  1. 複数形を使う例文18選
  2. 無冠詞の不可算名詞を使う例文10選
  3. 間違って「the」を付けがちな例文7選
  4. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生きています(英語歴36年うち講師歴20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語学習をより一層ラクに楽しくしていってくださいね。

この記事を読むことで、単数複数の使い分けのルールを学び、正しい英語を作れるようになります。

あなたへの前置きメッセージ

ネイティブの感覚を理解できるようになると、自然に英語的発想が身についていくので、日本語の感覚を排除した英語らしい文を作れるようになります。そのためには、よい例文にできるだけ多く触れることが重要です。下のすべての例文に触れて、しっかりとネイティブの感覚を掴みましょう。

それでは、さっそく見ていきましょう。

複数形を使う例文18選


日本人が最も間違えやすいパターンは、複数形にすべき場面で単数形を使ってしまうことです。

まずは、ひたすら複数形のパターンを練習すること。どういう場面で複数形を使うのか、先に複数形の感覚を養うことが先決です。

その後で単数形のパターンにあらためて触れることで、より一層「単数と複数」の使い分けが頭の中で明確になります。ここでは、まずは複数形の例文でパターンを理解していきます。

冠詞もなく、なおかつ、複数形になるのは、漠然と人や物の全般を指す場合です(例 I like dogsなど)。
そして、絶対に1つと決まっているわけではなく複数あるかもしれない場合も複数形(例えば、趣味など)になります(例 What are your hobbies?など)。

具体的に例文で見ていきましょう。

I prefer big dogs.
私は大きい犬のほうが好きです。
大きい犬全般のことなので複数形

I like dogs that don't bark.
私は吠えない犬が好きです。
吠えない犬全般のことなので複数形

Most Japanese women cover their mouth when they laugh or see something surprising or when they're eating and chewing.
大半の日本人女性は笑ったり驚いたり食べている時に口を手で覆う。
日本人女性全般のことなので複数形

I like most animals except for snakes.
蛇以外は、大抵の動物は好きですよ。
→ 大抵の動物
不特定でしかも動物全般なので複数形

People get old.
人は年を取る。
人全般なので複数形

People make mistakes.
人は間違いをするものだ。
人全般で、間違いも一つと限らないので複数形

These things happen.
こういう事はよくあるよ。
こういう類の事とはいろいろな事を指すので複数形

Most people have weaknesses.
大抵の人は弱点がある。
人全般で、弱点もいろいろあるので複数形

Most Japanese people don't speak English.
大抵の日本人は英語を話しません。
日本人全般のことなので複数形

What are your dreams?
あなたの夢は何ですか?
夢はひとつとは限らないので複数形
ひとつとは限らない時はいつも複数形にするとOK

What are your plans for the weekend?
週末の予定は何ですか?
予定はひとつとは限らないので複数形

Most men are weak.
大抵の男って弱いよね。
男全般のことなので複数形

I don't have any kids.
子供はいません。
可算名詞は疑問文や否定文では常に複数形

There are no customers in this restaurant.
この店には客がひとりもいない
可算名詞は疑問文や否定文では常に複数形

There are no buses in this town.
この町にはバスが通っていない。
可算名詞は疑問文や否定文では常に複数形

My feet are cold.
足が冷たいんだ。
足は両足のことなので複数形

These shoes don't fit me.
この靴はサイズが合わないな。
靴は両足なので複数形
※片方の靴を失くした場合は I lost my shoe となる

I'm trying to cut back on carbs.
炭水化物を控えています。
炭水化物は可算名詞なので複数形

どうでしたか?ある程度は複数形の概念や感覚が掴めたと思います。

上の例文で、「なぜ複数形を使うのか?」を理解したうえで、単数形の練習を下記の記事で練習してみてください。

「a _」の重要パターンはこちら

ネイティブは冠詞「aとthe」をどう使い分けてるの?【厳選35文】約500ほどの英文から70文に絞り込みました。会話でよく使うもので、なおかつ、冠詞や可算不可算の感覚が養えるもの、という基準で厳選したので、ぜひすべての文で練習してみてください...

無冠詞の不可算名詞を使う例文10選


当然のことですが、数えられない名詞(不可算名詞)は単数や複数といった概念はありません。つまり、「a」や「-s」はつかないということ。

ところが、これに慣れていないと、形容詞を付けた時に間違って不可算名詞に「a」を付けやすいので要注意です。

悪い例: I have a good news.
良い例: I have good news.
※newsは不可算名詞なので、絶対に「a」は付けてはダメ!

ここで難しいのは、その名詞が可算・不可算のどちらかという見極めと、可算名詞なのに例外的にaを付けない時です。

具体的な例で、重要パターンを練習していきましょう。

That's good advice.
それはいいアドバイスだね。
adviceは不可算名詞なので a good adviceは間違い。

It's good weather.
いい天気ですね。
weatherは不可算名詞なので、aは付けない

There's some glass on the floor.
床にガラスが落ちてるからね。
ガラスは素材なので不可算名詞

I don't have time to talk to you.
あなたと話している時間はない。
timeは基本は不可算名詞なので何もつけない
※Thanks for taking the time to talk to me の場合は、「さっき取ってくれた時間」という特定した時間なのでtheが必要。

I had dinner with my husband last night.
ゆうべは夫とディナーを食べました。
dinnerやlunchは不可算名詞なので何も付けない

We don't have much choice.
あまり選択の余地がない(仕方ないかな)
choiceは疑問文や否定文では不可算名詞になる
※肯定文では可算名詞。ちょっと面倒な名詞なので要注意。

She has cancer.
彼女は癌にかかっています。
すぐには治らないような重い病気は不可算名詞
※風邪や熱は可算名詞(a cold/a fever)

Any idea where he is?
彼の居場所はわかりませんか?
ideaは心当たりの意味では不可算名詞
※アイデア・考えの意味では可算名詞なので要注意

Talking to him was torture.
彼との会話は拷問だったよ(退屈で辛かったよ)
tortureは常に不可算名詞。a tortureは間違い。

Nothing is coming to mind.
何も思い浮かばないなあ。
mindは「come to mind」の時は何もつけない。my mindとは言わない
※mindは他の場合ではmy/yourをよく付けるので注意
※None are coming to mind.もよく使う

間違って「the」を付けがちな例文7選


僕も若い頃にそうでしたが、思い込みで何となくtheを付けてしまう時があります。そんな例を集めました。

とにかくtheの基本は「特定・限定している」場合。それを常に忘れないこと。

She's a school teacher who teaches at a middle school.
彼女は中学校の先生だよ。
沢山いる中の一人の先生なので a teacher。
※関係代名詞whoを使う時は前の名詞にtheを付ける、という思い込みが多いので要注意。

This is a machine that makes coffee.
これはコーヒーを作る機会です。
沢山ある中の一台なので a machine
※関係代名詞thatを使う時は前の名詞にtheを付ける、という思い込みが多いので要注意。

I like women who are cool-headed and always speak their mind.
感情的にならず、常に自分の意見をハッキリと言える女性がいいですね。
→ そういう女性全般を言っているので複数形。誰誰と特定はしていない。
※関係代名詞whoを使う時は前の名詞にtheを付ける、という思い込みが多いので要注意。

I don't like people who beat a dead horse.
話を蒸し返す奴は嫌いだ。
→ そういう類の人全般なので複数形。人は特定していないからtheは付けない。
※beat a dead horse「話を蒸し返す。終わった話をまた議論する」の意。

I like movies that have happy endings.
ハッピーエンドの映画が好きですね。
→ そういう類の映画全般なので複数形。特定はしていない。

Let's meet up at Exit 4.
4番出口で待ち合わせしよう。
→ その駅にある「4番出口」は世界にひとつしかない、いわば名前のようなものなので theは不要
※the exit 4 としてしまうと、複数ある4番出口の「その出口」と指定しているように聞こえる

I'm in Room 503.
503号室にいるよ。
部屋番号はいわば名前なのでtheは不要。the room 503は間違い。

あとがき

単数と複数の違い、特に複数形の感覚が養えるものを厳選しました。

日本語にはもちろん単数複数の概念が名詞自体にはないので、英語を話す時にはすべての名詞で意識しなければなりません。慣れるまでは少なくとも常に毎回意識してください。

1年~2年くらいすれば、かなり慣れるはずなので、根気強く頑張りましょう。

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