ネイティブならこう言う

自分の英語が通じたかどうか「今のは合ってる?」を英語で表現

今回は、盲点になりやすい「主語がIの疑問文」を徹底的にトレーニングしてみてください。

自分の英語が「合ってる?」を英語で何て言うの?


私たちは、学校英語に慣れてしまっているので、どうしても「you」を主語にした疑問文の練習に偏りがちです。例えば、

Do you...?
Did you...?
Are you...?
What do you...?
Is he...?
Does she...?

などのように、youやheを主語にした文に多く触れるので、I(自分)を主語にした英文を全くと言っていいほど練習しません。

とにかく、普段の独り言などちょっとしたことでも、英語で考える癖をつけることです。

常に日本語を英語に変換する練習をしていると気付くと思いますが、日本語はほとんどの場合「主語」を省略して会話しますね。

「これ食べる?」(=You want this?)
「いや、今はいらないよ」(=No, I don't want it)
「じゃ、食べていい?」(Can I eat it?)

日本語では全くというくらい主語を使いませんね。

英語はほぼすべての文で主語を入れますから、主語を使わない会話に慣れている私たちは、相当意識しないと正しい主語を素早く入れることが難しいわけです。

例えば、自分の言った英文が合っているかどうか「合ってる?」と聞きたいときは英語でどう言えばいいでしょうか?

もちろん主語は「I」にします。

「合っている」→「正しい、正確だ」→ right/correct と考えて

Am I right?
Am I correct?

(私は合ってますか?)

これはこれで正解なのですが、どちらかと言うとこれは「理解が合っているかどうか」を確認したいときの疑問文です。

自分の英文が合っているかどうか → 意味が通るかどうか、を確認したい場合は、実はこうなります。

Did I make sense?
Does it make sense?
(今のは意味が通りますか?通じますか?)

「合ってる?」

1) 英語が合っているか確認する
Did I make sense?
Does it make sense?

2) 理解が合っているか確認する

Am I right?
Am I correct?

【会話例1】
米国人: Where are you going for your summer vacation?
日本人: I don't decide yet.. Does it make sense?
米国人: Almost. You should say "I haven't decided yet"
日本人: Oh, okay, thanks! I haven't decided yet.
米国人: Good. Your pronunciation needs more work, but it's much better now.


夏休みはどこに行くの?
まだ決めない。今の英語合ってる?
もう少しかな。「まだ決まってない」だよ。
なるほど、ありがとう。「まだ決まってない」よ。
いいね。発音がまだもう少しかな。でも意味は通るよ。

 

【会話例2】
日本人: You work in IT marketing. Am I right?
米国人: No, IT consulting. They're very different.
日本人: Oh, what's the difference?


ITマーケティング関連の仕事だよね。合ってる?
いや、ITコンサルティングだよ。全く違う業種だよ。
どう違うの?
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