ネイティブならこう言う

「~のコツ・秘訣とは?」は英語で?「必要とする」を表すtake

英文で悩む人
「『~するコツ、秘訣、条件』は英語でどう言えばいいのかなあ。コツとか秘訣とか、何の名詞を使うのか...こういう場合はどんな表現がいいですか?」

こういった疑問に答えます。

「~のコツ・秘訣・条件」は名詞ではなく動詞を使う


英語と違い、日本語はいつも名詞を使うという特徴があります。

日本語で文を作るとき、無意識にいつも沢山の「名詞」を使っているはずです。

例えば、「~するための条件とは?」という言い方がありますが、この場合は英語でどう言えばいいでしょう?

英語で言いやすくするために、平たく言い換えて「~するには何が必要ですか?」と考えます。

  1. 「幸せになるための条件とは?」
  2. 「良いリーダーの条件とは?」
  3. 「料理が上手になるためのコツとは?」
  4. 「ビジネスで成功するための条件とは?」
  5. 「英語が上達するための秘訣とは?」

名詞に注目してください。条件、コツ、秘訣・・・日本語はこのような名詞がピッタリですが、これを英語で表現すると次のようになります。出だしに注目。

  1. What does it take to be truly happy in your life?
  2. What does it take to be a good leader?
  3. What does it take to be really good at cooking?
  4. What does it take to succeed in business?
  5. What does it take to improve your English?

「~するための条件とは?」→「~するには何が必要ですか?」

こうすれば、英語らしいネイティブっぽい表現になります。

「~が必要だ。~がかかる。」はtakeです。How long does it take to get to New York? と同じtakeです。必要な時間を聞きたいときはHow long、必要なモノを聞きたいときは What と考えればいいわけですね。

「~するにはどれくらいの時間がかかりますか?」
How long does it take to 動詞 ..?

「~するにはが必要ですか?」
What does it take to 動詞 ..?

名詞を動詞で言い換えると英語らしくなる


日本語から英語に訳すときに、ネイティブのような英語らしい言い方にする最大のコツは、名詞に着目することです。

日本語はかなりの頻度で名詞を使います。それに対し、英語はかなりの頻度で動詞や形容詞、またはWH名詞節を使います。名詞は“堅い”のであまり使いません。

主な日本語と英語の比較

日本語的発想 → 英語的発想

  1. 行き先 → 私たちが今から行く所
  2. 考え・意見 → あなたが思っている事
  3. 居場所 → あなたが今いるところ
  4. やり方・使い方 → それをどう使うのか、それがどう動くのか
  5. 金額 → それがいくらなのか
  6. 所要時間 → それがどのくらいかかるのか
  7. 到着時刻 → 彼がいつ着くのか
  8. 彼の年齢 → 彼が何歳なのか
  9. その名前 → それが何と呼ばれているのか
  10. 同僚 → 私が一緒に働いている人達
  11. 仕組み → 物事がどう動いているのか
  12. 優勝候補 → 彼らは勝つ見込みが高い

ざっとあげると、こんなにあります。左側が日本語で、右側が英語の構造です。

無理に左側の構造で英語を作っても通じることは通じますが、あまり英語らしくないです。

例えば、「私は彼の年齢を知らない」→ I don't know his age でも通じますが、ネイティブは必ず I don't know how old he is と言います。そういうことです。

日本語的発想 → 英語的発想

  1. our destination → where we're going
  2. your opinion → what you think
  3. your location → where you are
  4. the method → how it works
  5. the price → how much it is
  6. time → how long it takes
  7. his arrival time → what time he's gonna arrive
  8. his age → how old he is
  9. the name → what it's called
  10. my co-workers → the people I work with
  11. the system → how things works
  12. potential winner → they have a good chance to win

 

「使い方・操作方法を教えるよ」→ 英語ではWH名詞節を使おう! 英語が苦手な人 「英語で文を作ろうとすると、日本語と英語が全然違うことがあります。どうすれば英語らしい文が作れるようになる...

あとがき

日本語を英語らしく訳す、ということは英語学習者の永遠のテーマと言っても過言ではありません。

私もいまだに日々追い求めている感じです。終わりなき旅です。

毎日英語に触れていると、日本語との違いにいつも気づかされます。

文法や構造などは違うのは当たり前なのですが、何かこう、考え方そのもの、思考そのものが、日本語と英語で全く違うことがあり、興味関心が尽きず、面白いのひと言です。

日本語から英語に上手に訳すことができたときの喜びは、何物にも代えがたい、まさに至福のひと時と言えるかもしれません。それが、motivation、原動力だと思っています。