ネイティブはこう表現

「仰向け・うつ伏せ」英語は背中とお腹(back・stomach)で表現

外出自粛で皆さん頑張っていると思いますが、ほとんどの方は自宅での時間が以前よりも長くなったと思います。運動はしていますか?

今回は「仰向けになる、うつ伏せになる、かがむ、横向きに寝る」など、身体の姿勢や動きを英語でどう表現するか学んでいきましょう。

「仰向け」「うつ伏せ」の英語は?


日本語は、「仰向け・うつ伏せ」のように身体の姿勢で表現しますが、英語は身体のどこ(部位名)を接地して横になる(lie down)かで言い表します。

仰向けになる → 背中を接して横になる
lie (down) on your back

うつ伏せになる → お腹を接して横になる
lie (down) on your stomach/belly/front/face

「うつ伏せ(腹這い)になる」は、上記のように「お腹、前面、顔」のいずれでも構いません。
「横になる」だけを言いたいときは、大抵の場合、downを付けて Lie down と言いますが、その後にもっと続ける場合はdownを省略しても構いません。

You should lie down.
横になった方がいいよ。
 
Lie down on the floor.
床に横になって。
 
Lie on your back with your hands placed on your stomach.
両手をお腹の上に置いて、仰向けで横になって下さい。
 
Lie (down) on your back with your feet flat on the floor.
両足の裏を床にぴったりと付けて仰向けになってください。
 
Lie (down) on your back with your knees bent.
膝を曲げて仰向けで横になってください。
 
Lie (down) on your side.
横向きに寝て下さい。
 
Turn (over) on your side.
横を向いてよ(仰向けで寝ている人に姿勢を変えてもらう)

名詞としてのBackは「背面」と「奥」

名詞としてのBackには、次の2つの意味があります。

①back: 背中、背、腰、背面、裏面


英語ではback(背中)は腰も含まれますが、「腰」の部分だけを強調したいときは my lower back(背中の下の方)とも言います。

I have a pain in my lower back. It comes and goes.
腰が痛いんです。時々痛むんです。
 
I hurt my back lifting the table.
テーブルを持ち上げた時に背中(腰)を痛めた。
 
Lie down on your back.
仰向けに寝て。
 
Put your hands behind your back.
両手を後ろに。
 
He was shot in the back.
彼は背中を撃たれた。
 
I had my back turned when he came in.
彼が入って来た時、私は背を向けていた。
 
She disappeared while my back was turned.
ちょっと目を離したすきに、彼女がいなくなったんです。
 
You scratch my back and I'll scratch yours.
持ちつ持たれつだね。
 
He kissed her on the back of her head.
彼は彼女の頭にそっとキスをした。

②back:(店内などの)奥、(車内の)後部座席

※上の動画は、映画Back to the futureで、マーティがカフェで電話を借りたいと尋ねると「奥にあるよ」とマスターが答えるシーン
 
It's in the back.
奥にあるよ。
 
I'm in the back.
奥にいるよ(店内などで)。
 
Can I sit in the back?
(車の)後ろに座ってもいい?

スペル「aとu」の発音の違い(fanとfunなど)

こちらの音声を聴いてみて下さい →
どんな意味でしょうか?(特に最後の単語の注目してください)

 

Would you like to make a quick buck?
(手っ取り早くを稼がないか?)
※buckはdollarの俗語です。a buck「1ドル」、big bucks「大金」のように言います。

 
 
一発でわかった方はリスニングは問題ありません。
わからなかった方は、最後がbackに聞こえてしまったはずです。

backとbuckは、カタカナで読むとどちらも「バック」と思いがちですが、意味も発音も異なります。
"a"と"u"のスペルは常に発音も意味も違ってきます。この違いを聞き分けられないと、リスニングは上達しません。

backとbuckのようなペアは、英語では挙げたらキリがないほど沢山存在します。今日は代表的なもので練習しておきましょう。

※左右交互に練習してください。

back buck
distraction destruction
ankle uncle
bad bud
crash crush
tan ton
fan fun
app up
match much
staff stuff
track truck
lack luck

back [bæk]
buck [bʌk]

[æ]と[ʌ]の発音の違いで最も重要なのは、その長さです。

[æ]のほうは、口を左右に少し斜め下方向に引っ張って発音する音なので、その「引っ張る」分だけ時間がかかって伸ばしたような音になります。

[ʌ]のほうは、口をほとんど動かさず、半開き状態のまま口の奥の方で「ア」というので、[æ]ほど時間がかからず短い母音です。

あとがき

カタカナで「バック」「バックする」と日本語でも色々と使っていますが、一旦日本語の感覚は忘れてましょう。

英語の「back」には、今回ご紹介した名詞のback、そして、"go back"などの副詞のback、さらに、"back up"などの動詞のback、のように3つのbackがあります。

副詞と動詞のbackについては、ぜひ以下の記事をご覧ください。

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