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「Office」は英語でめったに使わない?!「会社・職場」の重要表現10選

単語でいつも悩む人
「英語で『会社に行く』はgo to officeでいいのかなあ。companyかな?単語がいろいろあってどれを使えばいいかわからないよ。決まった言い方ってあるの?」

こういった疑問に答えます。

「Office」は英語で滅多に使わない?「会社・職場」の重要表現10選


「会社」「職場」を英語で言うときに、officeやcompanyを使う人を日本人でよく見かけますが、実はネイティブはofficeやcompanyという単語はほとんど使いません。

日本では「会社・職場」という単語を会話で多用しますが、それはあくまで日本語の場合です。英語では「work」を多用します。ここは日本人が非常に間違えやすい盲点なので、ぜひ覚えておいてください。

では、英語ではどのように「会社・職場」が表現されるのか、実際の例文で見ていきましょう。なお、下記の日本語訳は英語の直訳ではなく、皆さんが普段使うような自然な日本語にしています。

「会社・職場」の重要表現10選

I go to work by car.
通勤は車です。
I'm at work.
今会社(職場)にいるよ。
Don't call me at work.
会社に電話してくるなよ。
This is where I work.
(建物を指差しながら)ここが職場です。
I didn’t go to work today.
今日は会社に行かなかった。
I stayed home from work.
今日は仕事を休んで家にいました。
Most people don’t smoke where I work.
職場の人はほとんど煙草を吸いません。
I live close to where I work. It's within walking distance.
私の家は会社の近くです。歩いてすぐです。
Is there a cafeteria where you work?
会社には食堂はあるの?
I like the people I work with.
会社の人達は皆好きですよ。

まさに全部workを使って表現していますね。officeやcompanyは一切出てきません。

Work or Working?

start work → 始業時間「仕事を始める」
start working → 就職開始時期「働き始める」

例文
I start work at 9 and get off at 6.
仕事は9時に開始して18時に退社します。
I started working there 5 years ago.
ここは5年前から働いています。

workを名詞で使うと「普段の仕事、普段行く会社や職場」の意味になります。それに対し、workを動詞で使うと、単に「働く」の意味になり、普段の仕事や職場の意味はなくなります。ここが重要なポイント!

「もっと練習をした方がいいよ」は英語で?「work」の重要な意味「~をもっと練習したほうがいいよ/~の練習が必要だね」をネイティブだったらどう英語で表現するでしょうか?...

「in」だけで「会社に・学校に・中央に」の意味に!


先ほどご覧いただいたように、「会社に行く」は、officeやcompanyを使わずに「go to work」でしたね。

ところが、なんと「work」すら使わない表現もあります。

ある特定の動詞の後ろに「副詞のin」を置くだけで、「職場・会社・学校」などの意味になりますつまり「in」だけで「職場・会社・学校」の意味として使われるということ。

これはネイティブは毎日頻繁に使うので、ぜひ覚えておきましょう!

副詞inを使った例文

I called in sick.
→ 体調不良で休むと会社に電話した

I’m feeling very sick. I’m sorry I won’t be coming in today.
→ 今日は具合が悪いので出社できません(電話口で)

I have to turn this in by tomorrow.
→ これを明日までに提出しないと。

Your final papers have to be in by Friday.
→ 最終の報告書(レポート)の提出期限は金曜日だ。

Don't forget to get your application in by the end of the week.
→ 週末までに申込書を出すようにね。

I can mail in my absentee ballot from Japan.
→ 日本から不在者投票を郵送で(本部に)送ることができるよ (Aaron談)。

上記の例文を見ていただくと感じるかもしれませんが、実はそもそも「in」の意味として、本来の「中へ」の意味から発展して、「中央に、本部に、学校に、会社に、家に」などの意味になることがあります。

特に、何かの申込書やレポートなどを出す提出先の機関や組織に対してinが使われます

turn in ~を提出する
mail in ~を郵送で提出する
call in 会社に(本部に)電話を入れる

あとがき

いかがでしたか?

日本語で頻繁に「オフィス」という単語を使うので、英語でもofficeを使いたくなる気持ちもわかりますが、ぜひ今回の内容を思い出して、英語らしい表現を使えるようになってくださいね。

ちなみに、officeという単語は、英語の会話では、社内で重役以上の人達がいる「個室」のことを意味することが多いので、そういう場合にはもちろん使われます。

ただし、会社全体の意味としてはofficeは絶対に使わないので、覚えておきましょう。