こんにちは、小野です。
1994年~2004年まで全10シーズンも放送され、日本でもいまだに根強い人気でお馴染みのドラマ「Friends」から、今日はリスニング練習をしてみましょう。
また、Knock Knock Jokes という英語圏ではお馴染みのジョークも併せてご紹介していきます。
それでは早速みていきましょう。
Contents
海外ドラマ Friends で英語リスニング
聴き取る箇所は、全部で5か所。
答えを見る前に、じっくりと聞いて粘りましょう。もうこれ以上は厳しいよ・・・というところまで粘ったら、答えをみましょう。終わった後も、スクリプト全体を見ながら、再度英語を聞いて確認することも重要ですよ。
https://youtu.be/8mP5xOg7ijs
Joey: What's wrong, buddy?
Ross: _____(1)_____!
Chandler: Well, ____(2)____?
Ross: My Thanksgiving leftover sandwich. I can't believe ___(3)___!
Chandler: Ross, it's just a sandwich.
Ross: Just a sandwich? Look, I am 30 years old, okay? I'm gonna be divorced twice and I just got evicted. That sandwich was the only good thing going on in my life. Someone ate the only good thing going on in my life.
Chandler: Nice sweater vest.
Monica: Look, I have enough stuff for one more sandwich, I mean, ___(4)___, but...
Ross: Mon, that would be incredible! Thank you so much. I still can't believe someone ate it. I mean, look, ___(5)___.
Chandler: Knock. Knock. Who's there? Ross Geller's lunch. Ross Geller's lunch. Who? Ross Geller's lunch. Please don't take me, okay?
解答はこちら↓
- Someone at work ate my sandwich!
- what did the police say?
- someone just ate it
- I was gonna eat it myself
- I left a note and everything
いかがでしたか?上の5つの文だけでも、ネイティブと同じように言えるまで練習してみましょう。何度も何度も真似をしているうちに、必ず何かの気づきがあるはず。その気づきこそが上達です。
Phrases and Vocabulary
今回の映像で出てきた表現や単語を振り返りましょう。
Phrases of the Day
What's wrong? どうしたの?
someone at work 職場の誰か、職場の人間
※「職場の」「職場で」と言うときは office などは使わずに、at work を使います。
I can't believe ... ~だなんて信じられない! ※うしろは単語でも文でもOK
going on = happening 起こっている
Vocabulary of the Day
police 警察 ※発音に注意。前ではなく後ろを強くします。
sandwich サンドイッチ ※発音に注意。[d]は消えます。
leftover 残り物、残った
divorced 離婚している
be/get evicted 強制退去させられる
sweater vest ベスト
note メモ
Knock Knock Jokes ってなに?
ノックノックジョークとは、英語圏で誰でも子供の頃から知っている Basic jokes のひとつのパターンです。日本語でも、「~とかけまして~と解きます」「その心は?」とお決まりのジョークパターン、なぞかけがあります。ねづっちさんが有名ですね。それと非常によく似ています。
ねづっちさんのなぞかけ例
A: スパイとかけまして漫画家と解きます。
B: その心は?
A: どちらも「かくしごと」が得意です。
(隠し事、書く仕事)
Knock Knock Jokes
A: Knock, knock.
B: Who's there?
A: Ice cream.
B: Ice cream who?
A: Ice cream if you don't let me inside!
(※Ice cream → I scream)
A: Knock, knock!
B: Who's there?
A: Ken.
B: Ken who?
A: Ken you just open the door please!?
(※ Ken → Can)
この2つはどちらも有名なジョークです。おそらくネイティブなら誰でも知っているかもしれません。
やり方は、最初の話し手がドアをノックすることで始まります。手でジェスチャーをしてもいいですし、声だけでもOKです。聞き手はWho's there?「どなたですか?」と返します。
「○○です。」と言われたら、聞き手は○○ who?(どちらの○○様?)と聞き返し、話し手は、○○と同じような音を文の先頭に入れて、ダジャレ(親父ギャグっぽい)ジョークで返します。
決して大笑いするほど面白い、ということはありませんが、ジョークとしては定番中の定番なので、ネイティブの誰かが突然 "Knock. Knock." と言ってきたら、"Who's there?" と返してあげましょう。ほったらかしたり無視したりしないように笑。
あとがき
いかがでしたか?
やはり映像を使う方が、圧倒的に情報量が豊富なので、言葉だけでなくいろいろと学べますね。イントネーション、表情、仕草、ジョーク、等々。
このドラマのいい所は、他のドラマに比べて、会話が聞き取りやすいところです。出演者は比較的ハッキリとした滑舌で話すので、リスニング練習にはピッタリだと思います。
また、こうした sitcom(=situation comedy) の場合は、お客さんの笑い声のおかげで、笑いどころがハッキリわかるので、英語を聞きながら状況を理解できているかどうか、笑えるかどうか、も試せるので、練習にはもってこいですよ。