aとtheが苦手な人
「昔からaとtheの冠詞が苦手。イマイチわかってない。ネイティブはどういう基準で使い分けているのかなあ。わかりやすいルールがあれば知りたいな。」
こういった疑問に答えます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
こんな場合にaを付ける【例文15選】
冠詞aを付けるのは、基本的に「たくさんある中のひとつ(ひとり)」の場合です。
特定(限定)する場合は冠詞theになります。
I'm looking for a new job.
新しい仕事を探している
→ 何でもいいからひとつなので a new job
She's waiting for a taxi.
彼女はタクシーを待っている
→ 不特定のタクシー1台なので a taxi
He works in a bank.
彼は銀行に勤めている
→ 世の中に沢山ある銀行のひとつなので a bank
She works for a company that makes furniture.
彼女は家具を製造している会社に勤めている。
→ 世の中にある沢山の家具会社のひとつなので a company
He looks like a young doctor.
彼は若い医者みたいだね。
→ 世の中に沢山いる若い医者の一人なので a young doctor
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
What do you look for in a man?
男性にはどんな部分(資質)を求めますか?
→ 相手が思う理想の男性
→ 一人の男性に焦点を当てているので a man
I became a father.
私は父親になった
→ 世の中のひとりの父親という意味なので a father
I've been a terrible mother.
私はひどい母親だった
→ 世の中のひとりの母親という意味なので a mother
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
I've been a terrible boyfriend.
僕はひどい男だった
→ 世の中のひとりの男の意味なので a boyfriend
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
Is anybody here a doctor?
この中にお医者様はいらっしゃいませんか?
→ 不特定のひとりの医者なので a doctor
I met a guy named Steve yesterday.
昨日Steveという男に会った
→ ひとりの男の意味なので a guy
Everything happens for a reason.
どんな出来事にも意味がある
→ Everythingは単数扱いなので「理由」も単数。
There's a good bar in Shibuya.
渋谷にいいバーがあるよ。
→ 沢山ある中の一軒なので a good bar
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
I wanna drive a fancy car some day.
いつか高級車に乗りたいなあ。
→ 沢山ある中の一台なので a fancy car
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
Aaron always wears a black cap.
アーロンはいつも黒いキャップをかぶっている。
→ 不特定の1つなので a black cap
※「a 形容詞+名詞」だと a を忘れやすいので注意!
今回は、冠詞「a」に焦点を当てました。次回は、「the」の重要ポイントをお届けします。
ネイティブは冠詞「aとthe」をどう使い分けてるの?(2/2)【冠詞the】前回からの続きです。こちらの記事を先にお読みください。
こんな場合にtheを付ける【例文20選】
冠詞theを付けるのは、沢...