単語の正しい使い分け

「All と Everything」の違いとは?日本人が勘違いしている意味

英語の文がうまく作れない人
「ネイティブの英語を聞くとallとeverythingの両方を頻繁に使っている気がする。このふたつはどう違うの?使い分けができるようになれば、たくさん英文を作れるようになるのかな。でもいろんな意味がありすぎて、全部は覚えきれないよ。使いこなすにはどうしたらいいのか...」

こういった疑問に答えます。

テーマ

AllとEverythingを使い分けるネイティブの感覚を学ぶ

目 次
  1. 「All と Everything」の違いとは?日本人が勘違いしている意味
  2. Everythingの重要例文18選
  3. Allの重要例文9選

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生きています(英語歴36年うち講師歴20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだん英語を勉強しているけど伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語の勉強がより一層楽しくなることを祈っています。

あなたへの前置きメッセージ

AllとEverythingの使い分けが理解できるようになると、微妙なニュアンスの違いも表現できるようになります。この区別は日本語にはない感覚なので、慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんが重要なので、ぜひ頑張りましょう。

それでは、さっそく見ていきましょう。

「All と Everything」の違いとは?日本人が勘違いしている意味

AllとEverythingの違い

Everything = すべて/全部
All = だけ/しか

All と Everything どちらも「すべて、全部」という意味がありますが、英語では本来きちんとした使い分けがあります。

大抵の人は「全部 = All」という発想をしてしまうと思いますが、英語では「全部= everything」の場合がほとんどです

ここが、日本人の all/everything に対する認識の大きなズレになっています。今後はなるべく「全部 = everything」と連想してみてください。

【Everythingの例文】
He knows everything.(彼はすべてを知っている)
I told her everything.(彼女に全部話した)
Everything is different.(何もかも違う)

では、allはどんな場合に使われるかというと、「All = だけ、しか」という意味で使われることが多いのが特徴です。

さらにこれが重要ポイントなのですが、only ではなく all を使うところが英語的発想。少しでも多く例文に触れて、その感覚に慣れてください。

【Allの例文】
This is all I have.(これしか持っていません)
That's all I can say.(それしか言えないなあ)
All I want is you.(あなたさえいてくれればいいの)

Everythingの重要例文18選

Everythingを使った例文を挙げました。大半の方は、このような例文で All を使おうとしてしまうと思います。ぜひ Everything のネイティブ感覚を吸収してください。

Tell me everything you know.
 知ってること全部話してよ。
Everything seems fine except for the grammar errors I just corrected.
 今直してあげた文法ミス以外は、全部いいと思うよ。
Do you have everything (with you)?
 忘れ物ない?(出かけるとき)
He knows everything.
 彼はすべて知ってるよ。
Her bike was saved, but she lost everything else in the fire.
 自転車だけは助かったが、彼女はその火事で他のすべてのものを失った。
I can do just about everything on my own.
 大抵のことは自分でできます。
What do you like about your husband? - I like everything about him.
 旦那さんのどういうところが好き? - 彼のすべてが好きです。
He's responsible for everything that happened last night.
 昨夜のことはすべて彼の責任だ。
Everything happens for a reason.
 全ての出来事には意味がある。
Everything they told you was bullshit!
 あんたが聞いたことは全部うそなんだよ!
It took everything in me to keep from laughing.
 笑いをこらえるのに物凄く必死だったよ。
I'll do everything I can to help you.
 何としてでも君を助けるよ。
You did everything you could.
 やれるだけの事はやったんだよ。
Everything?is difficult before it is easy.
 何でも最初は難しいんだから(そのうち簡単になるよ)
There's a first time for everything.
 何でも最初は難しいと思うものだよ(まずはやってみな)
Everything?turned out all right.
 すべてうまく行ったよ。
Everything will turn out just fine.
 大丈夫、うまく行くよ。
Everything went wrong.
 何もかも裏目に出た。

上の例文で注目していただきたいのは、everything を単独で使うことがあまり多くない、という点です。日本語と違い、英語はやたらと説明をしたがる言語です。例えば、日本語で「全部話してよ」と言えば済むところを、英語では Tell me everything you know. 「知っていることをすべて話してよ」と言うほうがはるかに自然です。"you know" の部分は、日本人の目から見ると、なくてもいいと思うかもしれませんが、英語ではあったほうが断然いいのです。この辺の「やたらと説明をしたがる」感覚を持てるようにすると、英語的感覚に近づいていきますよ。

Allの重要例文9選

Allを使った例文です。おそらくここも、大半の方は only を使ってしまう文だと思います。しっかりと All のネイティブ感覚を学んでくださいね。

Do you have all of your stuff with you? 忘れ物ない?(全部持った?)
He didn't say a single word all the way back home. 彼は帰り道ひと言も口を利かなかった。
Someone took all (of) my books! 誰か私の本を全部持ってった!
All you need is a pen and paper. ペンと紙だけあればいいよ。
This is all I can do. これしかできません。
This is all I have. これしか持ってません。
All I did was ask. 聞いてみただけじゃないか!
If all else fails, then you can have my car for one day. 何をやってもダメなら(万策尽きたら、それでもだめなら)、1日私の車を貸してあげるよ。
Today of all days... よりによって今日とは・・・

こちらの記事もAllがテーマです。

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まとめ

AllとEverythingの違いは、十分に理解していただけましたか? このような区別は残念ながら日本語にはないので、「Allはすべてではない?」とちょっとビックリされたかもしれません。

ほとんどの場合で、Everything = 全部、All=だけ・しか が当てはまるので、少しずつ慣れていってください。

最後に、参考までに、AllやEverythingなどの、日本人が間違いやすいものを総合的に学べる本を紹介しておきますね。

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)

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