何か驚くようなことを見たり、信じられない状況に遭遇した時に(例えば、彼氏または夫が他の女性と歩いているところにバッタリ遭遇等)、
「これって、もしかして・・・そういう事なの?」
と言いますね。英語ではどのように表現するでしょうか?
日本人の盲点!「これってもしかして...」I thinkを挿入する重要構造
ネイティブはたいていこのように言います。
直訳 →「これは私が思っていることですか?」
英語と比べると、日本語はちょっと省略した表現になっています。元々の文は Is this what it is? なのですが、これに I think を挿入して作っています。
I think を入れる位置に注意しましょう。it is の直前に入れます。
ちなみに、最後の it is は、構造上省略できません。省略してしまうと Is this what I think?(これは私の感想ですか?)という意味の通らない変な英文になってしまうからです。
この構造を使った他の例文
では、様々な例文や会話で見ていきましょう。
At a dinner table on their wedding anniversary
A: Oh, what is this? Is this what I think it is?
(え、これ何? ひょっとして・・・)
B: Yeah. It's for you. Happy Anniversary!
(そうだよ。プレゼント。結婚記念日おめでとう。)
What do you think it is?
(これ何だと思う?)
It's not what you think it is.
(これは君が考えているようなことじゃないんだ)
I'm not who you think I am.
(私はあなたが思っているような人間ではない)
I'm not who I was 10 years ago.
(私は10年前の自分ではない)
I'm not the woman you think I am.
(私はあなたが考えているような女性ではないわ)
You're not the man I thought you were.
(あなたは思っていたような人と違うわ)
You're not the man you were when I first met you.
(あなたは初めて会った時と比べてだいぶ変わった)
He's not who he was when I first met him.
(彼は初めて会った時の彼ではない)
He's not who he says he is.
(彼は本人ではない)
She seems to be who she says she is.
(彼女はどうも本人のようね)
Are you really who you say you are?
(あなたは本当に本人ですか?)
あとがき
いかがでしたか?
この構造は、私も若い頃に理解するのに時間がかかりました。慣れれば簡単に思えてくるのですが、慣れるまでが少々大変かもしれません。
でも逆に、こうした英語ならではの構造にたくさん触れることこそが、英語上達の近道なので、一歩ずつ階段を上がっていきましょう。
Baby steps! Keep up the good work!