発音上達への近道

I'll を「アイル」と発音していませんか?日本人が最も苦手なR&L

RとLが苦手な人
「RとLの発音がうまく出来ないなあ。RとLを見ると何でもかんでもラ行で発音してしまう。どうやったらRとLが上手になるのかなあ。」

こういった疑問に答えます。

テーマ

日本人が最も苦手なRとLをマスターする

目 次
  1. 意外にRより難しい独特なLの発音
  2. 日本人を悩ますR音の身に付け方
  3. RとLが混在する難しい発音
  4. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生きています(英語歴36年うち講師歴20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語学習をより一層ラクに楽しくしていってくださいね。

この記事を読むことで、日本人が最も苦手なRとLのコツを掴み、ひとりでトレーニングできるようになります。

あなたへの前置きメッセージ

RとLは英語学習者にとって永遠の課題と言ってもいいでしょう。英語の発音の中でも最も特徴的で最も難しい発音がRとLです。逆に言うとRとLをマスターすればそれだけで英語力が格段にアップするということです。ぜひRとLをマスターして自由自在に話せる人になってください!

ここでは、日本人の最難関である「R&L」の発音を練習していきます。焦らずに、じっくりと時間をかけて取り組むことが重要です。

では、さっそく見ていきましょう。

意外にRより難しい独特なLの発音

Lの発音は、丁寧に練習しないと、実は意外にもR音より難しいかもしれません。私も昔、R音と同じくらい苦戦しました。舌を当てる位置は同じなのですが、語頭と語尾では舌を当てる強さ(面積)がかなり違ってきます。

1. 語頭のL

しっかりと強く押し当てて、反動で押し返す!

laugh
live
leave
little
light

length
lame
lack
lane
lamb

2. 語中のL

すぐ後ろに母音がある場合は、語頭の場合と同様にしっかりと押し当てる!

alive
usually
actually
recently
regular

college
fly
blue
electricity
rely

語尾-LYの詳しい解説はこちらをどうぞ

Usually Recently Lately の発音で日本人が皆やりがちな間違い今回は、語尾「-LY」の発音について解説します。ほぼすべての日本人に共通する間違いでもあるので、発音の上達を目指す方はぜひご覧ください。結果的に「RとLの発音向上」にもつながりますよ。...

子音が直後に来るときは、舌先を上あごに軽く付けるか付けない程度にする

milk
children
I'll go.
I'll be right back.
cold
twelve
difficult

I'llの発音

I'llの発音ポイント

決して「アイル」と発音してはいけません。どちらかと言えば「アオ」のように発音します。舌先を軽く尖らせて、上の前歯のすぐうしろの歯茎に、かすかに付けます。決して押し当てないこと。軽くがポイントです。
また、素早く発音するときは、舌先を付けないことすらあります。All right. Always. Dolby. Colby. などがその例です。このLは発音しないLだよ、とネイティブが言うことも多々あります。

3. 語尾のL

舌先を軽く尖らせ、ゆっくりとわずかに付ける

well
feel
real
style
oil
spoil
school
goal

RをLに、LをRに、逆に発音している方を非常に多く見かけます。特に、actually, usually, please, fresh, rain などの発音の時です。文の中でRとLを丁寧に区別して正しく発音することを、常に忘れずに意識すること。決して日本語のラ行のように発音してはいけません。ラ行で発音してしまうとネイティブには TかD音に聞こえてしまうからです(例 Betty, dedicateなど)。何度も何度も反復練習(repetition)して身に付けましょう。

日本人を悩ますR音の身に付け方

R音の基本は、口の中で、舌の付け根に少し力を入れて窪みを作り、そのまま口の奥に引っ込めるようにします。小さく前習えをする要領です。舌先は巻き舌にする必要はありません。こもったR音がうまく安定して出せるようになるまで、何度も練習してみることが大事です。必ずいい音が出るようになるので、諦めずに続けましょう!

1. 語頭・語中は唇をすぼめる

Rを作る時は忘れずに唇を前に出してから!

Rの音が語頭や語中(※)にあるときは、Rの音を作る際、同時に唇も前方に突き出して「W」の音を先に出してから(ウと言ってから)、Rの音を作ります。※ 語中とは、Rの前後に母音がある場合です。

rain
really
wrong
bury
very
right
rude
read
arrive
erase
terrified
front
terrific
rural
area

marry
Sarah
embarrassed
relevant
irrelevant
raw
row
correct
terrible
real
wrinkle
relax
problem
retreat
relieve

bury と berry は同じ発音です。
Mary, marry, merry もすべて同じ発音です。

同音異義語については、下の記事を参考にどうぞ。

油断すると危ない!発音が似ている単語と同音異義語まとめ50選こんにちは、小野です。 まずは、次の音声をお聞きください。 ここをポチ →  ヒントは「~できないよ」と言っています。聞き取れまし...

2. "ar" と "er" の比較

2つは全く違うR音です!

"ar" のスペルでは、ルールとして、アルファベットの Rと同じ [ɑ́ːr ]と発音します。それに対し、"er" のスペルでは、[ər]と発音します。

party
car
March
started
Wagon R

better
dinner
first
person
learn
third
perfect
girl
work
further
order
※ er は安定かつ一定したR音でなければいけません

ar と er の発音の比較

hard - heard
heart - hurt
barn - burn
far - fur
star - stir

3. 最も難しいとされる or の発音

「オ~」と言い始めたら後は口を動かさない!

"or" (または "ar")のスペルでは、例外を除き、[ɔ́ːr]と発音します。出だしは母音「オ」で言い始め、すぐに [r] を入れるのですが、大事なのは、口を動かさないことです。[r] の音を作ろうとして口が「ア」のように開いてはいけません。

war
award
four
corn
normal
※awardは「アワード」ではなく「アウォード」、しかも強い箇所は前ではなく後ろ!

performance
before
warn
storm
George
bored
board
born
fork
quarter
※bored と board は同じ発音

RとLが混在する難しい発音

world, girl, really, thrillerが言えるようになれば一人前です!最終目標として取り組んでみてくださいね。

girl
world
squirrel
pearl
curl
regular
clarity
really

release
parallel
thriller
thrilled
roller
rural
reluctant

RとLの混在した発音はこちらをどうぞ

すぐわかる!WorldやGirlの発音はたった3つのステップでマスター!こんにちは、小野です。 WorldやGirlの発音って、難しいですよね。iPhoneのSiriに話しかけても全く認識されないよ、と...

あとがき

RとLは一歩間違えると、rice(米)とlice(シラミ)、bread(パン)とbled(出血した)、のようにトンデモナイ間違いになります。

最初はゆっくりでもいいので、丁寧に確実に練習することが大切。何か月も練習しているうちに、自然と舌の動かし方が慣れてきます。

必ず頑張って身に付けましょう!


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