こんにちは、小野です。
頼まれたことや、すべきことを、自発的に進んでする際に、「早速~するよ(したよ)」と言いますが、英語ではどのように表現するのが自然でしょうか?
Go ahead は「お先にどうぞ」だけじゃないネイティブ流の使い方
Go ahead という表現は、何かを相手に先に譲ったり、何かをどうぞと促すときによく使いますね。
A: Do you mind if I sit here?
(ここに座っていいかな)
B: Sure. Go ahead.
(もちろん。どうぞ。)
上の会話のように、相手に快く許可を与える「どうぞ」の意味で使うことはよく知られていますが、実はネイティブ流の他の使い方も沢山あります。
I'll go ahead and ___.
I went ahead and ___.
You wanna go ahead and ___?
「~に取り掛かるよ、やり始めるよ」
「早速~をしておくよ」
「~をしておいたよ」
「遠慮なく~するよ」
「すぐに~するよ」
「思い切って~した」
「この辺で~しますか?
上をご覧いただくとお分かりになると思いますが、文の出だしに使うような、ほんのちょっとした意味ですね。
でも、ちょっとした意味ですが、ネイティブはかなり頻繁にこの表現を文で使っています。ぜひ覚えておきましょう。
ネイティブがよく使う「go ahead and」の例文
例文を見ながら、"go ahead and" のイメージを掴んでください。会話でよく使うフレーズなので覚えておきましょう。
例文
I went ahead and arranged the trip for next week.
(来週の旅行の日程を組んでおいたからね)
I'll go ahead and fix the errors in the essay in a second. Can you double-check them for me?
(早速すぐに作文の間違いを修正するよ。あとでチェックしてくれる?)
I went ahead and bought that home theater system I was looking at.
(思い切って、チェックしてたホームシアターシステムを買ったよ)
会話例1)
先生: Alright. Looking like it's about time. You wanna go ahead and talk about our next schedule?
(OK、そろそろ時間ですね。じゃ、この辺で次回のスケジュールを決めましょうか?)
生徒: Sure. I'm fine with the same time next week. How about you?
(いいですよ。私は来週の同じ時間で大丈夫です。先生は?)
会話例2)
A: Hey, will the next lesson with Yoko be on April 12th?
(次のヨーコとのレッスンは、4月12日かな?)
B: Oh, that reminds me! She and I haven't set a date for the next lesson. I'll go ahead and message her now. I'll tell you once we've decided on a date.
(あ、それで思い出した! 次のレッスン日はまだ決まっていなかった。今からメール送るよ。日程が決まり次第、連絡するよ)
会話例3)
A: We have a week off from the 29th until the 5th. It's called Golden Week in Japan.
(29日から5日まで1週間休みになるからね。日本ではGWと呼んでいるよ)
B: Okay, I went ahead and marked it down on my schedule.
(わかった。早速スケジュールに書き込んでおいたよ)