発音上達のコツ

「ドナルド」じゃない!Donald の正しい発音【母音 “o” の発音法則】

発音が苦手な人
「Donald Trumpの発音がうまく出来ないなあ。特にDonaldはどう発音するの?ドナルドじゃダメなのかなあ?スペルと発音のルールや法則を教えてくださいな。」

こういった疑問に答えます。

テーマ

スペル「o」の発音の法則を学び、知らない単語も読めるようになる

目 次
  1. 「ドナルド」じゃない!Donaldの正しい発音
  2. 「o」にストレスがあるときの発音
  3. 【番外編】リスニングクイズ
  4. あとがき

この記事を書いている僕は、英語業界でプロとして生活しています(英語歴37年うち講師歴は延べ20年)。現在は、当サイトのSkypeレッスンで日々英語を教える傍ら、当ブログで英語学習に役立つ情報を発信しています。また、この記事の信頼性担保のために、当サイトの マークがある音声はこのページも含めてすべて私の声で収録しています。

本記事では、ふだんの英語学習で伸び悩んでるかも、と感じている方に向けて書いています。少しでもネイティブの感覚を知り、毎日の英語学習をより一層ラクに楽しくしていってくださいね。

この記事を読むことで、単語の中にスペル「o」があるときの母音の法則を学び、カタカナ発音から脱却できるようになります。

それでは、さっそく見ていきましょう。

「ドナルド」じゃない!Donaldの正しい発音


こんにちは、小野です。

英語圏の人の名前は、発音がどれも難しいですよね。カタカナ発音で通じるものもあれば、通じないものもあります。

今日はその通じない代表格でもある Donald Trump の正しい発音を学びましょう。
まずは、正しい発音をお聞きください。

Donald Trump

これが正しい発音です。

どうですか? 何度か真似をしてみてください。おそらくファーストネームのほうが「想像していたのと全然違う!」という方が多いんじゃないかと思います。

真似して感じられたと思いますが、Donaldという発音、結構難しく感じますよね。

ファーストネームだけを練習しましょう。

Donald

難しく感じてしまう最大の理由は、カタカナ発音と全く違う発音だからです。
全く違うように聞こえる原因は、強さの位置(stress)にあります。

カタカナで発音すると、ドナルドの「ナ」が強くなりますね。
ところが、英語の発音は Donaldの Do-が強いんです。しかも、「ド」ではなく「ダー」のような母音です。

ストレスの位置が違うと、英語の世界ではほとんど認識されなくなります。彼らには全く違う単語のように聞こえてしまいます。

日本人のよくある間違った発音
Donald

ストレスの位置(どこを強く発音するか)は、単語を発音するときの最大のポイントなので、どの単語も毎回必ず意識して練習しましょう。

ストレスについてはこちらでも詳しく解説しています

英単語を発音するときの重要なコツと法則【見逃しやすい秘策】過去の僕はある事に気付かずに、ネイティブと会話していても、What?とたびたび聞き返されることがありました。あなたは、英語の単語を発音する時にいつもどんな点を意識していますか?...

「o」にストレスがあるときの発音


College のように、”o”にストレスがある場合の母音は、4パターンあります。

スペル「o」4つの発音

  1. Collegeの「o」→ 大きな口のアー
  2. Noteの「o」→ 二重母音[ou]
  3. Sonの「o」→ 小さな口のア
  4. Confirmの「o」→ あいまい母音 ə

順番に見ていきましょう。

① Collegeの「o」→ 大きな口のアー

口を少し大きく開けて、伸ばし気味に発音します。
7割~8割の確率で college [kɑlidʒ] と同じ母音になります。

※音声はそれぞれ2回ずつ収録されています。
Donald
John
Scott
Oliver
Monica
tomorrow
model
novel
opera
common
bond
cop
top
hop
pop
olive
bottom
concert
policy
confident
modern
gone
omelet
office
closet
consequence
fond
cost
bother
job
hospital
Hollywood
dollars
pocket
forgot
opportunity
boss
collar
soccer
motto
console 名詞
spontaneous
off
on

【例外】「o」は弱いが大きな母音[ɑ]で発音される珍しい単語

coupon
Amazon
marathon
recon
Daikon radish
icon

② Noteの「o」→ 二重母音[ou]

語尾に読まない字「e」がある場合や、カタカナで読んだ時に「オー」と伸ばすような単語は、二重母音[ou]になります。

※音声はそれぞれ2回ずつ収録されています。
won’t
open
close
clothes
coma
phone
smoke
post
hope
most
ghost
choke
rope
joke
flow
own
nose
bold
hole
Joe
Joel
over
hold
focus
folk
appropriate
profile
both
bone
Joan
Nicole
Sophia
Chloe

③ Sonの「o」→ 小さな口のア

このパターンは少々厄介です。
front(フロント)のように、カタカナだと「オ」で発音してしまうことが多く、上記の①や②と区別しなければならないので、単語単位で覚えるしかありません。
特に、front, from, oven, onion, of, won, stomachなどの発音は気を付けましょう。

※音声はそれぞれ2回ずつ収録されています。
none
brother
done
from
front
does
color
oven
onion
above
Monday
of
other
ton
won
one
money
month
some
love
come
stomach
wonder
tongue
nothing
cover

④ Confirmの「o」→ あいまい母音 ə

confirmは動詞なので、後ろが強い単語です。con-のような弱い位置は「あいまい母音 ə」になります。スペルにつられて「オ」と発音しないよう注意が必要です。

※音声はそれぞれ2回ずつ収録されています。
condition
position
computer
continue
police
connect
bacon
Lincoln
official
diamond
innocent
idiot
wagon
weapon
lemon
Boston
Dyson
lesson
jargon
Silicon Valley
common
balcony
Los Angeles
Edison
produce
introduce
purpose
chocolate
control
offend
confused
console 動詞

【番外編】リスニングクイズ


次の3つの文を聞きとってください。すべて短い文です。
1st sentence
2nd sentence
3rd sentence


They have a strong bond.
(彼らには強い絆がある)
He has a rocket.
(彼はロケットを持っている)
Put this in the pot.
(これを鍋に入れて。)
 
赤く記した単語が正確に聞き取れていれば合格です。
もし band, racket, part と勘違いしたのなら危険信号。まだ今日のポイントの発音に慣れていないことになります。

今回ご紹介した様々な単語でしっかりと身体に染み込むまで、無意識に言えるまで、練習をやり込んでくださいね。

あとがき

日本語で漢字を相手に口頭で伝えるとき、例えば名前の漢字を伝える際に、よくこのような言い方をしますね。

「ち」は「美智子様」の「智」です。

英語でも同じような表現があるので覚えておきましょう。

例えば、「collegeのo」「appleのa」のように、
「~の~」を英語で言いたいときは、

“o” as in “college”
“a” as in “apple”

のように as in を使います。

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