単語の正しい使い分け

いつも迷っていませんか?「着る」WearとPut onの正しい使い分け

単語の使い分けで迷う人
「以前から『着る』はput onだと思ってたけど、昨日ネイティブに、そこはwearだよ、と教えられた。なんかいつもどっちを使えばよいのか迷ってしまう。何か基準やルールはあるのかな。」

こういった疑問に答えます。

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WearとPut onの正しい使い分けを学ぶ

目 次
  1. 「着る」→ WearとPut onの正しい使い分け
  2. 「Wear」を使う場面
  3. 「Put on」を使う場面
  4. あとがき

それでは、さっそく見ていきましょう。

「着る」→ WearとPut onの正しい使い分け


日本語の「着る」は使う際に特に区別などはありませんが、英語で表現する際は wear と put on の使い分けが必要になります。

例えば、次のように英語では区別します。

「明日会社に何を着ていくの?」
→ What are you gonna wear to work tomorrow?

「彼は制服を脱いで、セーターを着た
→ He took off his uniform and put on a sweater.

英語の使い方の違いにお気付きでしょうか?

日本語は「着る」という言葉で済ませていますが、英語では次のような状況で使い分けています。

Wearの場合

身体に身に付ける「動作」よりも、着用している「状態」のほうを指している場合。「着用する」と置き換えるとわかりやすい。長い時間wearをしている。

例)今日は何を着るの?
昨日はスーツを着た
本を読む時は眼鏡をかけます

Put onの場合

着用している「状態」ではなく、身体に身に付ける「動作」だけを指す場合。Put onは時間的に数秒の行為。

例)早く服を着なさい
肩が痛くて服を着るのも辛い。
私はとっさに帽子を被った

 
参考までに上記の英語はこちらです↓

 
What are you gonna wear today?
I wore a suit yesterday.
I wear glasses when I read books.
Put on your clothes!
My shoulder really hurts and I can’t even put on my clothes.
I put my hat on quickly.

 

「Wear」を使う場面


身体に身に付ける「状態」のほうを指している場合にwearを使います。「着用する」と置き換えると理解しやすいです。あくまで「動作」の瞬間ではなく、着ている状態のほうを指すので、Wearは長時間

衣類・装備等を身に付けている状態


I wore a suit to work. I was drenched.
スーツを着ていったから、汗びっしょりだったよ。
I wear my helmet when I ride my bike.
自転車に乗るときはヘルメットを被ります。
You should wear goggles when skiing.
スキーをするときはゴーグルを付けたほうがいいよ。
She always wears glasses when she reads books.
彼女は読書の際は必ず眼鏡をかけます。

どういう服装や格好か


He was wearing a hoodie. I couldn’t see his face.
その人はフード付きのパーカを着ていました。顔は見えませんでした。

一度も着てない・使ってない


I’ll give it to you. It’s never been worn.
これあげるよ。一度も袖を通してないから。
 

be wearing _ = have _ on

「私はいま白いシャツを着ています」を英語で表す場合は、実は2種類の言い方があります。

I’m wearing a white shirt.
I have a white shirt on.

会話では両方とも頻繁に使われますが、どちらかと言うと後者 have _ on のほうが頻度が高いです。ぜひ覚えておきましょう。

I had my new hat on.
私は新しい帽子を被っていました
He had on a blue tie and a blue jacket.
彼は青いネクタイと青いジャケットを着ていました
The guy had nothing on.
その男は何も身に付けていなかった

「Put on」を使う場面


身に付ける「動作」を指す場合にput onを使います。身に付けている時間は含まれず、あくまで「動作」の瞬間のみなので、数秒間の行為

衣類・靴・眼鏡等を身に付ける行為


Put your shoes on! We’re leaving!
靴を履いて!出かけるよ!
Hey, don’t take your glasses off. Put ‘em back on.
おい、眼鏡を外すなよ。もう1回かけてよ。
Put on your raincoat. It’s raining outside.
カッパを着なさい。雨降ってるから。

化粧をする行為


I think she put on too much makeup.
彼女はちょっと厚化粧じゃないかな。
Why do Japanese women put on their makeup on the train?
どうして日本の女性は電車の中で化粧をするの?

「Put it on」or「Put on it」?

目的語を「put on」の間に入れるか、後ろに置くか、は代名詞かどうかで決まります。
目的語が代名詞(it, this, themなど)なら、必ず間に入れます。名詞であればどちらでも構いません

「靴を履いて。」
Put your shoes on.
Put on your shoes.
Put them on.
Put on them.

What did you put on?
→ 何を着たの(身に付けたの)?
What did you put on it?
→ 何を載せたの(かけたの)?
What did you put it on?
→ それを何の上にかけたの?

あとがき

いかがでしたか?

日本語で「着る」と言っても、英語では wear / put on の2つに使い分けます。「状態」か「動作」の違いということでしたね。

慣れてくると簡単なのですが、大半の方は「着る=put on」と覚えている傾向が強く、I’m putting on ..などと言っているのをよく見かけるので、十分に注意しましょう。

ちなみに、日本語では対象物によって動詞を変えなければなりませんね。

帽子を被る
シャツを着る
上着を羽織る
眼鏡をかける
コンタクトをつける(する)
マニキュアをつける(する)
手袋をはめる(する)
指輪をはめる(する)
ネックレスをつける
化粧をする
ズボンをはく
パンツをはく
靴下をはく
靴を履く

日本語はこういった動作に関しては、細かく動詞を変えて表現しますが、英語ではすべて「wear」です。

身に付ける物は何であろうと英語は「wear」です。化粧もwearです。

日本語と英語の違いを上手に見つけながら、上手に効率よく学んでいってくださいね。

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