相づちが苦手な人
「ネイティブとの会話でうまく相槌が言えるようになりたいなあ。でもYes/Okay/I seeくらいしか知らない... たまに変な空気が流れるのはそのせいかな...汗 使いこなすにはどうしたらいいのか...」
こういった疑問に答えます。
I see を「わかりました」と勘違いしてませんか?
I see. (わかった。なるほどね。)
会話でよく使うと思われがちですが、実は・・・ほとんど使いません。
このフレーズは、昔からなぜか必ずと言っていいほど学校で習いますよね。でも、実際はネイティブはそれほど使いません。たまに使うだけです。
相手の話がきちんと理解できたときなどに「なるほど~、そういうことなのね」というニュアンスであれば使ってもOKです。何か頼まれたときや、5分後にコールするね、などと言われたときの、単純な軽い受け答え「わかった」は、"Okay" で十分。
「わかった。了解」と言いたい時に、くれぐれも、I see(なるほどね~)と間違って受け答えしないように注意ですね。
ネイティブがよく使う相づちフレーズ厳選15
- Right. そうだね。その通りだね。
- I understand. なるほどね。わかるよ。
- I got it. わかった。
- Gotcha. わかった。
- Alright. わかった。
- Aight. わかった。
- I agree. そうだよね。同感だよ。
- I couldn't agree with you more. 全くその通りだよね!
- You bet! 確かに。そうだよね。
- I see. なるほど、そういうことか。よくわかったよ。
- Uh-huh. うん、うん。えー、えー。
- Mm-hmm. うん、うん。えー、えー。
- Oh, yeah? へー、そうなんだ。そうなの?
- That's true. 全くだよ。その通りだよ。
- I will! わかった!やっておくよ。(頼まれ事に対しての返答)
映画やドラマなので、アメリカ人がどういう場面でどういう受け答えをしているか、いつも注目するようにすると、次第に慣れてきますよ。
ちなみに、この中で、ダントツでアメリカ人が使うのが "Right." ですね。
海外と日本人の相槌の違い
我々日本人はよく会話中に
「うん、うん、うん。えー。えー。はい。はい。」
「はあ~、なるほど~。へ~。」
と、うなずきながら、高速で頭を小刻みに上下に動かしますね。実はこの光景は海外の人には非常に奇妙に映っているんです。
彼らは、会話ではむしろ黙って首も動かさず、じーっと相手の目を見て、あまり相槌を入れずに相手の話を聞いていることがほとんどです(海外在住の方ならわかるはず)。
これは「ちゃんとあなたの話を聞いてますよ」(I'm listening) という意思表示です。
英語を話す時は、相槌は本当にたまに ”Yeah" "Right" "Uh-huh" くらいで十分。会話ではなるべく我慢して(笑)、頭を動かさず、じーっと聞いていることが肝心です。