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英語学習者必見!「Get」ネイティブが使う重要な意味と使い方5選【保存版】

英語の文がうまく作れない人
「ネイティブの英語を聞くといつも「get...get...」と頻繁にこの動詞を使っている気がする。Getを使いこなせるようになれば、たくさん英文を作れるようになるのかな。でもいろんな意味がありすぎて、全部は覚えきれないよ。使いこなすにはどうしたらいいのか...」

こういった疑問に答えます。

「Get」ネイティブが使う重要な意味と使い方5選

Get の使い方は、5パターンあります。カタカナでもよく「ゲットする」と言いますが、実はその1つにすぎません。カタカナの場合は、自分から進んで「取りに行く」ようなニュアンスだけですよね。

ところが、英語では自分から進んで取りに行ったり、向こうからやって来たり、どちらにしても「自分のもの」になれば Get する、というイメージです。つまり、自発的と受動的の両方の意味を兼ね備えているのが Get ということです。

①(ある状態に)なる、達する、至る

get + 形容詞」で変化、行為、行動を表します。どんな形容詞でも使えます。例えば、get fat(太る)、get hungry(お腹が空く)、get tired(疲れる)のように、その状態に変化することを言うときに「get + 形容詞」の形となります。ちなみに、getの代わりに be動詞を使うと「~の状態だ」という単なる状態です。

I'm getting fat.
(俺太ってきたなあ)
I got stuck on the train.
(電車が止まってしまった)
He hardly ever gets drunk.
(彼はふだん滅多に酔わない)


I'm getting married this year.
(今年結婚します)
Cats get stuck in trees a lot.
(猫はしょっちゅう木から降りられなくなる)
Did you get skinnier?
(痩せた?)
Did you get taller?
(背伸びた?)
I get off work at 7.
(仕事は7時に上がります)※offはなくてもOK。
I get tense when I meet new people.
(私は初対面は緊張するんです)
Don't worry about me getting lost. I'll find it.
(私が迷子になるかもって心配しないでよ。ちゃんと見つけるから)
If you don't do something about it now, it'll only get worse.
(今何かしなければ、悪くなる一方だよ)
It's not that bad once you get used to it.
(慣れればいい感じだよ)
I don't wanna get caught
(捕まりたくない)
Make sure you don't get caught when you get in.
(入る時に見つからないようにね)
Get off of me!
(離してよ!)※ofはなくてもOK。
It's hard to get out of it once you've had a taste.
(一度味をしめたらやめられなくなる)
How hot can it get in the summer?
(夏はどれくらいまで暑くなるの?)
It can get up to 40 degrees.
(40度までは行くよ)
No matter how old you get, you want to stay young.
(どんなに年を取っても、若くいたいものだよ)
The more you move, the tighter it gets.
(動けば動くほど、締め付けられるよ)
How did you get so good at that?
(どうやってそんなに上手になったの?)

I got ... の発音について注意です。ほとんどの方は「アイゴッ」と発音していると思いますが、英語らしい発音の仕方は I got ...「ァィガー」 のように後ろを強く長めに発音します。その点に着目して、上の例文の音声をもう一度聞いてみてくださいね。

② ~に着く、行く、来る

get + 場所の語句」でこの意味になります。get to the station, get here, get there, get home などです。ちなみに、here/there/home は副詞なので「~に」まで意味が含まれるので、前置詞 to は不要です。

日本語では「行く・来る」と言う場面でも、それが「辿り着く・到着する」のニュアンスなら、英語は get または be を使います。

I just got here.
(私も今来たとこ)
I got here a little bit ago.
(ついさっき着いたばかりだよ)
I'll get there in 5.
(5分後に着くよ)


I'm aiming to get there around 3:30.
(3時半目指して行くようにするよ)
How did you get home?
(どうやって帰ったの?)
How long did it take you to get here?
(ここまではどれくらい時間かかった?)
How long does it take to get to Shibuya?
(渋谷まではどれくらいかかりますか?)
How long would it take to get to Mars?
(火星まで行くとしたらどれくらいかかりますか?)
How did you get here?
(どうやってここまで来たの?)
By the time we got to New York, it was snowing.
(NYに着く頃には、雪が降っていた)
What time do you have to get to the airport by?
(空港に何時までに行かないといけないの?)
I'll get back to you once I'm done.
(終わったらすぐに連絡するよ)
I don't know how it got here.
(これがなんでここにあるんだろう?)
How did you get in?
(どうやって入ったの?)
Whoever gets there first wins.
(先にゴールした人が勝ち)
You won't get anywhere without qualifications.
(資格がないとどうしようもないよ)
We're not getting anywhere like this.
(このままじゃ私たちはダメよ)
How old do you have to be to get in here?
(ここに入るには何歳からですか?)
We need to get to the station without being seen.
(誰にも見られないように駅まで行かないといけない)
Need any help getting anywhere?
(道案内をしましょうか?)
The train is packed every time I get on.
(私が乗るたびにその電車は満員だ)

③ 受け取る、もらう、得る【受動的】

自ら進んでではなく、向こうから何かが来たり、または、人から何かをもらったりする意味の受動的な get です。receive でも同じ意味ですが、会話では get を多く使います。

Did you get my message?
(メッセージ届いた?)
I never go to parties unless I get invited.
(呼ばれない限りは、普段絶対にパーティなんか行きませんよ)
I got the wine on my suit.
(スーツにワインがかかったじゃないか!)


Did it get on you?
(かかった?)
Call me as soon as you get this.
(これを聞いたらすぐに電話ちょうだい)※留守電に。
Here's the money I got from Jane.
(これがジェーンからもらったお金だよ)
I think I got the cold from someone at work.
(職場の誰かから風邪をもらったみたいだ)
Make sure she gets this.
(必ず彼女にこれを渡してね)
How much are you getting a week?
(週にどれくらいもらってるの?)

④ 呼んでくる、見つける、買う、手に入れる【自発的】

自分から進んで何かを買う、取りに行く、誰かを呼びに行く、という自発的、能動的な get です。

I've been trying to get some information.
(何とか情報を集めようとしたんですが)
She went to the bank to get some money.
(彼女は銀行にお金を下ろしに行った)
Can I get another one?
(もう1杯いただけますか?)


Can I get one of these?
(これ一ついただけますか?)
I got that on video.
(今の動画に撮ったよ!)
Could you get me my keys from the kitchen?
(キッチンにある私の鍵を取ってきてくれる?)
Go get your dad. He's in the living room.
(パパを呼んできて。リビングにいるから。)
Where can I get one of those?
(それ、どこで売ってるの?)
My husband got a new job.
(夫が新しい仕事を見つけた)
Dinner's ready. Can you go get Bill?
(夕飯出来たわよ。ビルを呼んできてちょうだい)
Can I get you anything?
(何かお飲みになりますか?)※自宅でお客に対して。
Did you remember to get the bread?
(ちゃんとパンを買ってきてくれた?)
Can you get the door?
(玄関に出てくれる?)※チャイムが鳴ったので。
I'll get it.
(私が出るわ)※電話や玄関など。
Hey, you got it backwards.
(それ逆になってるよ)
Whoever gets the most points wins.
(最高得点を取った人が勝ち)
Can you get me a cab?
(タクシーを呼んでくれる?)
I'll go get help.
(助けを呼んでくるよ!)
Make sure you get lots of sleep.
(十分に寝てくださいね)
I didn't get much sleep.
(あまり寝られなかった)
I'd like to get a carton of those.
(それカートンでください)
You can get a refund for this.
(返金を受けれますよ)
Can you get him on the phone?
(彼を電話口まで出してくれる?)※phoneの代わりにlineでもOK

⑤ わかる、理解する

understand と同じ意味ですが、会話では get のほうが頻繁に使われます。ひとつ注意点としては、understand や know は目的語を必ずしも必要としませんが、get は必ず目的語が必要です。つまり、I don't understand. / I don't know. でもOKですが、I don't get it. としなければなりません。

I get it.
(わかるよ)
I get the idea.
(イメージはわかったよ)
Do you get it?
(わかる?)


Did you get it?
(わかった?)
I don't get it.
(わからないなあ)
I didn't get what you said.
(今のどういう意味かわからなかったよ)
You still don't get it, do you?
(まだわかってないでしょ?)
You get what I'm saying?
(言ってることわかる?)

番外編:基本動詞を学ぶためのおすすめ本

Getなどの重要動詞を学ぶおすすめの本はこれです

この本は超オススメです。初心者~中級者の方は絶対に読んでおくべき1冊。著者は私と同じように20年以上日本で英語を教えている人気講師の方なので、日本人の傾向や弱点もかなり把握しています。どうすればネイティブらしい英文がスラスラ作れるかを、ネイティブの視点からわかりやすく解説しています。文も非常に読みやすい言葉で説明しているので、読んでいて全く飽きないはずですよ。

基本動詞に特化したスピーキング練習はこれがおすすめです

去年出たばかりの本ですが、最近の英語本の中では、シンプルかつ内容が濃い良本です。「基本動詞」を解説しているのはもちろんですが、それらをどう使いこなすのか、どう瞬間的に口頭で英作文をすればいいのか、が一発でわかるようになっています。get以外の基本動詞として、give, put, take, go, come, make, have なども網羅されているので、基本動詞を学ぶにはこれ一冊で十分です。

まとめ

今回は、基本動詞 Get に焦点を当てて、詳しく解説しました。ポイントをまとめると、

Getの6つの重要パターン

  1. get + 形容詞「~になる」
  2. get + 場所「~に着く、行く、来る」
  3. 受け取る、もらう【受動的】
  4. 呼んでくる、手に入れる、買う【自発的】
  5. わかる、理解する

Get の使い方がわかってくると、自然と作れる英文の数も増えてきます。日本語の様々な動詞も、英語ではかなりの頻度で Get が使われています。

Get は組み合わせがひとつの大きなポイントです。形容詞と組み合わせたり、場所と組み合わせたりしながら、いろんな意味を生み出す、いわば「起点となる言葉」です。

また、こうした記事を読む際には、文字だけザーッと読むのではなく、必ず声に出して、自分の発音とお手本の発音をその都度比べながら、何度も真似る練習をしましょう。

特に今回の記事では、文のイントネーションに注意を払いながらトレーニングしてみましょう。平叙文や疑問文など、お手本通りにイントネーションまで意識して真似るようにしましょう。1週間この記事を徹底的に練習するだけで、驚くほど必ず上達しますよ。

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